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考察:現状分析 5.5
ハーレムジェネラル (二次元ドリーム文庫169)
(2010/10/14)
竹内けん
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<'10/10/15>
本来はこの最後の5番目で締め括るようなモノを書きたかったのですが、モラルは上がらないので…
書くと約束した以上、それなりに努力はして見ます…
でも、今までと違いトップに持って来なかったり、覇気が湧かな…
1. フルセンのフレイア戦役結末
こちらの意義はフレイアにとっては、統一したフルセンの侵攻を、エルフィンという戦上手な新国王の出鼻を挫いた、フレイアの地力の強さを世に示したことになります
フルセンにとっては、魔法の触媒をある程度得、帰還する計画で予定の行動とはいえ、股肱のロックスを失い、損害は重いともいえ、次の出征を考えざるを得ない状況に陥っています
マドアスにとっては、後継者の不安要素を摘み取るつもりが、取り逃がしたことにより国王の権威を損ね、しかも有能な将軍を敵方に走らせてしまうという、最悪の結果になりました。
リュシアンくんは生き延びたので、ほっとしていますが、私的にはドモスの、亡命元王子の手下になるのか…となんかしっくりきません(苦笑)
2. ドモスのフレイア戦役に向けて
こちらはジェネシスまでの考察
フレイアの実情を知り、名称の煌きのある元王族リュシアンがドモスに加わっても、亡命元王子が十年もの歳月を掛けたのは事実な訳で、あまつさえアレックス王子の出馬を得て攻略が成った
また、ジェネラルの冒頭の方にフレイアはオアシスの商人の元締めである、という記述から、国王に求められるのは交易の安定と安全の筈であり、ドモスの侵攻とフルセンの劫略にも拘らず(ジェネシスでの失敗後も、ウナギ将軍が居ないとなれば、再びエルフィンが食指を動かす可能性がありますよね)十年近くも持たせたという事は、商人達の支持を失わせるような、政治的な働きかけに欠けていたからではないだろうか?
有能な将軍の才能も、フレイアとの一戦だけの軍功ではフレイア全体とはいかなくとも、フレイアの貴族や富裕層にはその真実は伝わらないだろう
それ故のそれ程の政治的効果でしかない、ともいえる
前国王の種、という血筋も、その遺徳を慕うのは軍人や接して来た富裕層、迄なのではないだろうか
これが軍功の回数を重ね、フレイアの国民にも明らかになっていれば、次の国王としての待望論を生むことになったかも知れないが…
北斉の後主は暗愚で有能な将軍である斛律光や蘭陵王を粛清して国を滅ぼしてまったが、権力には固執していたので抜かりなく殺害しているのだが…マドアス…
ジェネシスでのアレックススタッフへの応対からシスターの頃とあまり変わっていないような元亡命王子
もしかすると、あの満座の中での恥の後に王子に女を薦めるよう献策したのはリュシアンくんではないのか、と思ってしまいますね、リュシアンの価値観からも、女で解決、みたいな(笑)
総督が亡命元王子だとしても、フレイアの人材活用にはリュシアンを活用した方がいいし、どちらかというとアレックスの征服した土地としてクラナリア派からしてみれば地縁を得ておきたいところでしょうから、アレックスの領地的なスタッフ配置になると睨んでいるのですが…
リュシアンは祖国フレイアに対する愛国心もあるだろうし、王族だという自覚もあるだろう
何よりも、上司の亡命元王子が彼に「王子ならで不遇なら今の国王から権力を奪うべきだ」と勧誘していることから、部下のリュシアンがフレイアでの復権の動きを見せないかと、常に疑念を抱いていることになります
これは亡命元王子の価値観・行動規範から来るもので除きようがないでしょう
ここでも彼の性格から有能な部下の信頼・信用関係を築けないことになります
それに、ヴィーヴルで撤退させられた二重王国ですが、七千を投入して攻略に失敗したとはいえ、そんなに大きな損害を受けた風でもありませんし、三ヶ月とはいえ、五万もの大軍をフレイアに派遣したことでドモスの戦線が薄くなっているのは事実でしょう
忍者を使い、情報戦の得意な二重王国ですので、反撃を用意しているような気がします
地図からフレイアやドモスと接するようになったフルセンには、遠過ぎて二重王国の直接軍事的な支援が難しいことが分かります
メリシャントは両国の要塞線のようになっていてお互い攻略は困難な戦線で、ヴィーヴルは防衛線の強化が図られていることが推察されますし、と、すると、インフェルミナと新ネフティスが接するパザンか、或いはドモスが侵攻して来るとは思っていない方面、第2次ポエニ戦争でハンニバルがアルプスを越えたように、第2次世界大戦のフランスが絶対の自信を持っていたマジノ要塞線をナチスドイツが電撃戦で突破したような、大樹海からの侵攻、とか劇的な攻勢が見られるのか…
この位でしょうか…やはり乗らないので
このままドモスのターン(先生のサイトではオレのターン と言ってましたか 笑)が続き、私のテンションが上がらないようならサイトも模様替えしようかと
まあ、ガイドブックの世界解説があるので今月中はそれが出るまで楽しみではありますが
途中で放り出すようなことはしないで、“監視”は続けますし、これまで書き込みをいただいた方たちに「これどう?」などとかコメントを頂ければ、キチンとお答えいたします
ハーレム孕ませの秀逸作品を冒頭に持ってくる構成にしようかな、とか
<'10/10/23>
ガイドブックでの先生のインタビューのセリフ、「あのバカはそのうち謀反…」から、ジェネラルの人気次第ですが、2もあるんじゃないかと思ってしまいました
何故なら、独立・或いは独立を目指す、のではなく謀反を起こす、だからで、鎮圧される可能性もある、と
そこでリュシアンくんが謀反の事実を上手くドモスが察知するよう流すとか、或いは旧フレイアの支持層を取り込み、政治的に弱い亡命元王子から政権を奪うか、フレイア総督として返り咲く、とか
もう既にアレックスたちクラナリア派からは危険人物として認識されていますし、彼等からしても総督をリュシアンくんにすげ替えるとか、またはドモスの内紛に乗じて独立しようとする亡命元王子を討つか追い出しフレイアをリュシアンくんがフレイアの事実上の主となったとしても、親ドモスの外交姿勢なら内紛で手が回らなければ容認されるでしょうしね
この流れでいけば、リュシアンくんの明るい未来が見れるんじゃないかと
連載で約半年付き合って親しみも湧いたので、頑張って欲しいですね
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