新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサーサイト
新しい記事を書く事で広告が消せます。
考察:ハーレム世界の地誌 3
闘神艶戯 10 (二次元ドリームコミックス 212)
(2010/05/19)
時丸佳久
商品詳細を見る
<'10/10/21>
大陸の大きさが日本くらい(約37-8万km2?)というのが驚きでしょうか
大陸というからにはマダガスカル島とかボルネオ島くらいはあるかと思ってました
先生曰く、「架空の世界」ということで、というらしいです
そう言われてしまうと、日本が亜寒帯から亜熱帯までの気候に跨がっているのは、南北に1500kmはあるからなんですが…とはツッコメなくなりました(笑)
でも、大陸の周りに陸地が無いとすると、外洋からの海流や風の影響は強いと思います
暴風雨時の避難とか、良港の条件とか、地中海のような内海とは条件は変わってきますので、運航する船舶の型も変わってきますから
また、霊峰金剛壁がヒマラヤのように造山帯の影響で出来たのか…とか
地図は概要なのでしょう
地方都市のザウルステールやアーリアなどと、首都と地方都市や人口の大小が分かるような記述にして欲しかったですね
何か、ザウルステールがバロムリストの首都のように見えてしまうので(笑)
それと、用語集では、ニーデンベルクは西方城塞都市国家群に含まれるようです
平和な地域であるこの地方の国家もドモスと干戈を交えている国もあるのですね
<'10/10/24>
ああっ!チョッと悔しい(笑)
先生のサイトで誰も気づかなかった、という記事!
実は昨日の時点で気づいていたんですが、一日で書くだけ書いちゃうと明日の更新分をまた考えなきゃな…と今日に回したんですよねー
タモリの「明日出来ることは供する必要がないじゃないか」的考えに賛同していたので(笑)
しかし、『黄金竜』を金科玉条として奉じている彼の御仁が真っ先にして指摘するべきなんですよね、“エンサイクロペディア”なんて銘打ったサイト運営してるんだし
まあ、『女王汚辱』を『気骨の軍師』と題して表記してる一事からも、正確さとか気にして無いんでしょう
後者はあくまで副題なんですが…
地図が発表されて、名前だけ出ている国はクロチルダとオ二ールの二国でしょうか
実はランチェロは『黄金竜』上巻P82にアンサンドラがナジャをこの国の密林にいる気の荒い猫みたい、という感想で登場してるんですよね
ランチェロに関しては密林があって様々な生物の棲息が期待されますね
でも、大陸がおよそ日本くらいの広さ、ということですのでかつて暗黒大陸と呼ばれたアフリカやアマゾンの密林のような何がいるか分からない・驚異の生き物がいるかも、的なワクワク感は薄いのでしょうか…
先日国際会議で議題になっていた、発展途上国の生物を先進国が持ち出し、薬やワクチン、健康食品などの開発して売上た利益を還元しろ、という問題が頭を過ぎります
グリフォンの他にも、魔法の触媒や薬(含 魔法の薬)になりそうな植物や動物などがあるかも…
何より、茶やコーヒーやゴムの大農場とか甘党なハーレム世界のヒロインたち・剣聖イレーネも欲しがるチョコの原料、カカオ農園とか(笑)
因みに中世ヨーロッパでは甘味といえばハチミツだったようです
それが十字軍などでアラブ(中東)から砂糖黍から砂糖を採る製法が知られるようになり、砂糖が甘味の主流になっていったとか
クロチルダに関してはガイドブックには大陸北部の国、とあります
メリシャントとニーデンベルグ~クレオンレーゼ、ペルセポネとサブリナの南部など国はありそうですし、西方諸侯同盟に加わりそうな国が登場するかもですね
<’10/11/7>
1.リュミネー河流域
① イシュタール連合(西方諸侯同盟)地域
今の所分かるのはイシュタールとシェルファニールくらいですが
シェルファニールは国土は然程広くない、そうですが、地味豊かで木綿と胡麻を産するそうです
木綿と胡麻という産物から、ネーデルランド(オランダ)のような低湿地を開拓した国ではないことが伺えます
おそらくは遠くオルシーニやサブリナから良い土壌が流れてくるからなのではないでしょうか
木綿も胡麻も値の高い商品作物ではありますが、商売としてみた場合、より儲けが期待出来るのは加工品、つまり綿糸や綿布だと思います
織物(製糸・紡績・染色)には大量の水が要りますし、そういう事からイシュタールでの加工工業を期待したいところです
水産物ですが、シェルファニールくらいだと、ハンザ同盟の産物の一つ、ニシンよりはヨーロッパで多い魚、イワシではないかと考えはすが…
イシュタールでは結構内陸なため、日本の宍道湖のような汽水湖は難しいでしょうか…
淡水生の貝や魚、淡水性の真珠などはファンタジーっぽいですよね
或いは安彦良和先生の小説、『鋼馬(ドルー)章伝: ドルー(鋼馬)の出てくるやつ』にあったハオマという、魚油が催淫・精力剤になる魚(当然高い)、とかありました。
上海蟹(チュウゴクモズクガニ)とか、日本でもモズクガ二は美味とされる蟹です、とかウナギなど淡水性の魚、魚介でも有望な資源と成り得ると思いますね
また、RQのグローランサでは船の航行を補助するものにエレメンタル、シルフやウンディーネを使ったりしますが…ハーレム世界では果たして
ガイドブックの記述から、生物を召還出来るようではありますが、支配して使役も可能なのでしょうかね?
巨大な鯨とか、或いはクラーケンなどに引いてもらえば無風でも航海できそうですが(笑)
しかし、それだと結局は海戦が怪獣大決戦に?!(笑)
他にはクラロレラ竜帝国(中国がモデルですが、人民は竜になろうと研鑽を積んでいます 太守とか強いです、袁術とかの実力ではとてもとても太守になんかなれません)ではゾンビガレー船とか…ゾンビは何故かSTRとCONがあるので疲労ポイントあったりしますが(笑)
魔術と航海術にはまだ先生の設定を見る必要があるかもしれません
<'11/7/21>
ダリシン王国はイシュタールの南にあり、南にランチェロ、東にモンテナルモと接している、王都はマリア
国土としてはイシュタールより些か小さいそうだが、西方地域にもれなく地味は豊かで、特産は蜜柑、という国
なんか、シェルファニールのシェンロンが堺のある和泉、蜜柑を産するからダリシンが紀伊で、湖と森というと近江とか近畿を思い起こしますねぇ
確か河内とかがゴマや綿花の産地だったような
これで山城・大和の茶、があるなら完璧!?W
古風なクレオンレーゼの姫の描写から、ここがもしかしたら山城?
或いはモンテナルモ(モンテはラテン語系の山を意味するんじゃないかとの推測から)は丹波?
ここには栗やらまつたけやら黒豆やらの特産が有ります
ちょっと前には西方諸侯同盟の地域は中京地方がモデルかな、と思っていましたが。
<'11/7/26>
ⅰ) イシュタール王国
森と湖の国と呼ばれる風光明媚な国で、西方城塞都市国家群の一王国
大河リュミネーの下流域にありこの地方は地味豊かな土地柄で、農業生産性は高い
王都はゼピュロア、王城は白銀の城、と呼ばれ7つの塔を有し、現在の女王グロリアーナは北の“澪の塔”に王太子フィリックスは東の“暁の塔”に居住している
三千棟を超える城下町と、即位式の観衆20万という数字はかなりの人口密集地帯であることを示唆している
先王ローゲンハイドは内向きで対外的には武力という形で王弟ヒルメデスの功績によりこの地域の主要国家という地位にいるようである
先々代にはシェルファニールへ王弟を婿に、ローゲンハイド時代には王妹クシャナをダリシン王太子妃に嫁がせている
<´11/12/30>
コミックキャッスル、レジスタンス2の外伝により、ムスラン商会が長らくラルフィントの独占的だった磁器の食器界に新風を吹き込み、キャッスル本編の8年後にはイシュタールの食器(磁器)と言われるまでに伸びたらしい
これによるとムスラン商会は総合商社というよりは職人と結びついて販路を持つメーカー大企業のようである
磁器食器の会社とはいえ、東インド会社でのボーンチャイナの取引量を考慮すると、取引範囲と規模が大きければ一大産業と言っても良いと考える
ましてや隣国のシェルファニールのシェンロンから、海運を利用できるとすれば…
そしてこの頃にはフィリックス殿下も政治の中枢に位置し、即位も間近とのことである!
<'11/7/30>
ⅱ) シェルファニール王国
イシュタールの西、大河リュミネーの河口地域の国で王都はシェンロン。
西方城塞都市国家群の例にもれず国土は広くはないが肥沃な土地で綿花やゴマを産し、生産性は高いようだ
キャッスルより20年前に宰相に就任したパウロの輔佐で、王都シェンロン大陸でも有数の国際都市に成長した
西海航路がその富の源と考えられるが、国際河川のリュミネーの交易もまた経済の大動脈の一つだと思われます
特に海軍国という記述は無いが、乱世ではあるし海賊対策の為にもそれなりの規模の海軍を有すると考えられる
ゼセラの活動により、学問の普及にも力を入れており、平民でも学べる教育機関があるなど、先進国の一つと言える
ⅲ) ダリシン王国
イシュタールの南にある温暖な気候の国で王都はマリア
領土はイシュタールよりは些か狭いが地味は豊かで、蜜柑が特産。
イシュタールとは長年の友好国で街道は整備されており、ゼピュロアからマリアまで昼夜の騎行で一日の距離
南には密林のあるランチェロ、東にはモンテナルモと接している
ⅳ) ペルセポネ王国
イシュタールの東の国。 王太子妃候補でフィリックスの親衛副隊長になったコーネリアの母国
尚武の国で、好戦的な政策から、サブリナやメリシャント、イシュタールとも度々干戈を交えていたようだ
未だどの作品でも敵役や端役での登場しかなく、キャッスルや他の単行本での描写が待たれる
ⅴ) クレオンレーゼ王国
イシュタールの北の国。 王太子妃候補で古風なドレスの似合う姫君を送り出している
今のところ格式がありそうな国ではあるが、特に記述は無い。
地図上では滅んだメリシャントと隣接しそうではあるが、地図上でのクラナリアの大きさや然程大きくないとのオルシーニやサブリナの記述からすると、他に1・2か国挟まっているかも知れない
<´12/1/1>
② 宗教勢力
ⅰ) 朱雀神殿
信仰の象徴は女神が連れた赤い鳥、だそうである
その長は法王であり、枢機卿や神殿長といった階位があり、その教えは俗界から交流を絶ち神に捧げて生きる、というものであるようである
それ故に、娘を持つ親たちからは行儀見習いや修養の為に預けられることも多いようだ
西国一面にその信仰は拡がっており、西北半島やリュミネー川流域(中流くらいまで?)や輝布河下流域にまで至っている
聖職者は一生独身や処女であることが望まれるが、“聖婚”という神の名の下に婚ぐという制度もあるらしい
ⅱ) 光烈神殿
信仰の対象や教義については不明だが、男性の宗教集団らしい
朱雀神殿と共に各国の冠婚葬祭や即位儀式などの国事行為に列席していると考えられる、因みに長は大僧正とか。
<’10/12/15>
ダイナストの検証には新書版との照合が要るので、時間を頂きたい
③ 二重王国周辺地域
ミストレスにて、モンテナルモ・ディヴァン・オニール(名前だけは既出)という国が新たに登場。
モンテナルモは、ダリシンの東、ペルセポネの南に位置しており、リュミネー河が通っています
ディヴァンはサブリナからヴァスラ方面へ向かう川のサブリナとヴァスラの中間付近にあります
後者はウェディング時点のような未来では、ヴァスラが二重王国の属国化したことから、ディヴァンもそのよう
になっている可能性が高いと思われます。
問題はモンテナルモですね…
ペルセポネとダリシンが西方諸侯同盟側であることを考えると、どちらにつくかは不透明です
しかし、最も反二重王国同盟の中で積極的な攻勢を掛けていたペルセポネに離間策(三十六計の内の敗戦計)を仕掛けて分断を促したことから、対ドモス(メリシャント戦線)に力を注いで余力が無い、というのが正直な所かと思いますね。
カリバーン解放も、主力はバージゼルのレナスですし
大戦に巻き込まれたくない、或いはもっと形勢が分かるまで傍観という方針なら、イシュタールと組むのが穏当だと思うのですが。
オニールはちょうどサブリナの東に位置しています
黄金竜で名前が出て来た、ランチェロとオニールの位置が確定しました
<'12/4/11>
ⅰ) 二重王国
セリューンによってオルシーニ女王マリーシアとサブリナ女王ビシュヌとが嫁にされた事で成立した連合王国
隣接していた国であるという事と、サブリナ女王ビシュヌの拡張主義で結構対立しているが、融和を図って婚姻政策が貴族の中でも行われている
が、やはり保守派というか、サブリナ派、オルシーニ派という別の国だという意識のある派閥はあるらしい、しかし具体的なキャラの名は出ていない。
α オルシーニ
大陸の南に位置し、山地にあるため穏やかな気候で、適度な降水量もあるため豊かでもある また、鉱物資源も豊富で魔法鉱石を産する
風光明媚で、森や湖が沢山あり、豊かな国土を思わせる、また、山がちな地形から防衛も要害が多く、攻められ難いという利点もある
王都はエレオノーラ
β サブリナ
暖かく亜熱帯の気候で、大河リュミネーの流れる平原が広がる、農業国、特産は桃。王都はプロバンス
現在の王朝はビシュヌの祖父ロンドバルドが主君ダスタ-ル国王を貴族たちとかたらって追放して簒奪した
その後30年に渡る旧王家の奪回と、元同僚である貴族たちとの内乱に明け暮れ、その中で期待の跡継ぎだったビシュヌの父は戦死し、一粒種のビシュヌを手塩にかけて育てて来た
それ故にビシュヌは祖父の苛烈な性質を受け継ぎ、覇権を目指す政策に出ている
しかし、ビシュヌは海が無いこと、鉱物資源の無いことを覇権国家への決め手に欠ける、と周辺国に侵略を仕掛けていた
ⅱ) ヴァスラ王国
クライシスでカリバーン解放に加わって以来、二重王国陣営のようです ヴィ-ヴル攻めにも主力として兵力を出しています
この国も中小の国家なのでやはり二重王国に従っての道を選んだようです
ⅲ) インフェルミナ王国
やはり大陸で見ると小国。一度ロレントに攻められ王都カリバーンを攻略され滅亡しかけるが、王子アリオーンは東部のアーリアに逃れたが、セリューンの画策とレナスの協力の下、王都を奪回して独立を回復した
両方の国と友好関係を築こうとドモスの飛龍隊隊長麻ディアを召し抱えるが、総督クブタイを討ったのが原因なの二重王国陣営に属している
ブルアリ地方は貴腐ワインの産地として有名で、アーリアはラルフィントとの街道筋にあり、結構地政学的には重要になってるのかも。
東部にはラルフィントと二重王国を結ぶ起動の要所であるアーリアという小都市もある
ⅳ) ディヴァン王国
ヴァスラの南、オルシーニの東、サブリナの北東にある国、王都はデミアン
ヴィーヴル攻略戦では二重王国陣営として兵を参加させている
2. 輝布河(ライトクロスリバー)流域
ダイナスト(新・黄金竜)ではドモスの土地柄よりも攻め込まれるクラナリア王国の説明が多い、まあ、当然の成り行きな訳ですけど
① クラナリア
ドモス(旧シュルビー)国境のゴロド砦、戦場になったコールラル平原はドモスから国境を越えて三日、カーリングから八日の距離にあるようです
古代とはいえローマ街道の整備されたローマ軍は一日の行程が中世のそれより長いですが、仮に両軍が一日10マイル(約16km)行軍したとすると、ドモスからは48km、カーリングからは128kmくらいということに…
ここより南に行くと、クラナリアの穀倉地帯のパストーレ地方になり、国王ボールドウィンは前線とカーリングの中間地点(おそらくカーリングから4日くらいの)サータルフィアに進軍・駐屯した。
そして冒頭になった、エクスターとクラナリアの合戦の舞台カトラ地方
ここで私が注目したのは、エクスターとクラナリアの政策の違いで国力に差が生じた、という点
即位してから20年、内政に力を入れ国力を充実させて3万を出せるボールドウィンと、とにかく機会があれば兵を出し、外交の拙さもあってか1万8千を揃えるのがやっとのエクスター
ボールドウィンの政策で人口が増え、20万とも豪語する軍隊を出せる壮年男子が居る、とのこと
これで前の推論から、この時点でのクラナリアの人口が100万前後で、おそらくドモスになってからはこれを越えることはないんじゃないかと。
また、ガイドブックでネフティスやヴィーヴル、クラナリア・エクスターを通って海に注ぐ大河は輝布河(ライトクロスリバー)というそうです
クラナリア(ホーパードの政策が内政重視であればおそらくはエクスターも)という高人口地域に街道が集まるのは人間の営み上必然とも言えるので、輝布河の流域の網羅する地域は先生の意図を感じなくもありませんが…
大陸での黄河と長江流域のようなものでしょうか
いや、大陸の大きさが日本くらいだと、三つの川の流れる濃尾平野と利根川のある関東みたいなものでしょうか
〈’11/2/12〉
② ニーデンベルグ
『マーシナリー』の舞台はニーデンベルグでも海側の自治都市ビーナス、ということらしいです
地図にある西海航路とは、北はナウシアカから南は翡翠海まで繋がる海の交易路で、輝布河を通って東はラルフィントからドモスといった大国を通るので賑わっており、経済的に発展していることを伺わせる
最初の舞台である港町ビーナスはニーデンベルグに属しているが、自治都市に近い商人の町だそうである
今までの記述から封建制の国家の色が濃かったイシュタールやシェルファニールだったけれど、この記述からようやく城塞都市国家群という匂いがしてきました
やはり西方城塞都市国家群は大陸でも先進経済域であることは間違いないようですね
そしてこういう地域として一括りされるように文化的・政治的に近いものがありそうです
というのも、舞台であるシャボレー村に山賊が出たので退治して欲しいという依頼だが、そもそもお上に訴えて討伐しようにも、近くのメリシャントでドモスと二重王国が睨み合っていて、その争いに巻き込まれないように王国の関心はそちらに向かっているという
戦いに参加したくない、というのもあるだろうが、パウロが思っている通り戦争なんかするより国力を高める交易に力を入れたい、というのは理解できる方針でしょう
少なくとも百日戦争以降で、二重王国陣営に加わっているのでもないようですし、やはりフィリックスのイシュタールを盟主とする西方諸侯同盟に参加していくのが自然な気もしますね
勿論シャクティも、ニーデンベルグを参加させることで直ちにどちらかと戦端を開くようであれば考えるでしょうけども。
また、治安についても直接激戦を繰り返した訳でもなさそうですが、その治安維持機能が低下しているのも特筆すべきでしょう
おそらく隣のバロムリストの港町ザウルステールの貸与や自治都市があることから中世イタリアに近い経済情勢なのかもしれません
複式簿記や、両替商から発展してフィレンツェのメディチ家やパッツィ家のような銀行家が誕生するかも
また、傭兵団が生まれる素地が出来た、のかもしれません
それと、朱雀神殿の他の、“光列神殿”という名称が!!
う~ん、流石に玄武とか白虎とかじゃなかったか(笑)…どんな神殿かは説明が無かったようで。
でも、マーシナリーはどちらかというとテーブルトークのシナリオを彷彿とさせますね(笑)
しかし…居合いが出来るということは少なくとも日本刀のような曲刀だよな…西洋の直刀は重さで斬る物だし
③ ヴィーヴル王国
正確にはヴィーブル領か? 旧王家の跡継ぎになるティファーヌはロレントの側室とされ、第7王女クラミシュを産んでいる
ウェディングの時点ではヴィーヴル総督として旧領地を統治している、首府は旧王都でもあるヴィーヴル城
林檎が名産で、東南の高原地帯のバタフライ領は高原野菜が名産。
バタフライ家はヴィーヴル王家とも近く、クラミシュとオフィーリアは従姉妹同士でもある
④ ネフティス王国
元々あったネフティス王家はドモスの征服時に滅ぼされたらしい。しかし、その後のカリバーン奪回に伴い、二重王国やインフェルミナの緩衝地帯を作りたい思惑から、レイリアなどの人材や資金を低虚yされ、新ネフティスとして独立した
⑤ パザン王国
ネフティスの北にある王国、ドモスに征服され現在はパザン領か
3. 大陸北部高地地域
① ドモス
この国の北には凍刃海という、冬は凍りつき、夏でも流氷のある海上交通は無理な海だという
そういうツンドラの様な気候にはイヌイットのような狩猟民がいてもおかしくはないが…
この国全体が高原なのかは記述は無いが、夏以外の夜には氷点下になる寒冷な気候で、モンゴル高原みたいなものだろうか
しかし、砂漠から温帯の気候や、ステップから温帯の気候まではかなりの面積を要する筈ではあるが…まあ、ファンタジーということで、と先生も仰ってるしなぁ
それと、新書版で先に平定するべきは北の国々、と言っていた常識的な意見でしたが、その北の国とは、ナウシアカとクロチルダ、ということのようです
ナウシアカについてはジェネシスで、伝統的に女王の統治の国で自ら臣従して来た、とありましたね
クロチルダについては上巻では不明です
② シュルビー
針葉樹林の広がるこの地帯は、木材が主な産品である
アンサンドラの目論見に拠れば、木材を伐採した後には開墾すれば農業生産が見込める、とのこと
現代の効率の良い農業形態(寒冷に強いライ麦・ジャガイモなどの作物や休耕地で作る雑穀や根菜での酪農などですね、作物などについては大陸には我々と変わらぬ物が有るようですが)でなければ、生産性向上は難しいでしょう
前にも書きましたが、技術はそいう事に関心のある人物がいないと生まれませんから。
ドモスの収奪的なやり方では、森林伐採による自然破壊の方が懸念されます
③ クレスト
山岳地帯で、銀を産して、貴金属・宝飾細工に秀でた国
兵も勇猛で、ドモスにはフェンリルまで出兵し篭城戦を繰り広げた
撃退され、ドモスの略奪と放火、強姦の嵐に国力を減じさせ、王朝は滅びた
ロレントが手に入れたのは疲弊したこの国、ということです
利益に目をつけ、少なくとも、鉱夫(或いは捕まったり降伏した者たちが強制労働に駆り出されるか)や鉱山技術者、金属細工師などは保護されても、大部分の国民は貧しい生活を余儀なくされているでしょう
…こう考えると、ドモス兵だけではなく、シュルビーやセレストの兵にとっても、征服地の略奪は必要不可欠、ではなかろうか
<'12/4/11>
④ クロチルダ
パザンの北、クレストの北東、ドモスの東
ウェディングで取って返す前にはここでロレントが反乱軍と対峙していた
<’11/2/28>
4.翡翠海沿岸地域
① エトルリア
パイレーツを流し読みした程度ですが…
翡翠海は美しいが色々な沿岸国家や自治都市、海賊の勢力が入り乱れる、政治的には混沌とした海域のようです
北のサブリナとは何度も紛争を繰り返していて、英雄譚になるような戦いも繰り広げているらしい
東隣にシルヴァーナ、西にはローランスがあり、南の島にはカーロッタが勢力を築いている
海軍力とその指揮官である提督の有能さはどうやら翡翠海でも指折りのようです
でも、パイレーツという作品からかシェルファニールのシェンロンのような一大経済都市とかは無いようです
<´11/12/30>
② ローランス
エトルリアの第4皇子、リカルドのもとに嫁いだエヴァリンの母国。それ程強国ではなく、豪族程度の勢力だという
リカルドのクーデターと第2王女の庶民への降嫁で、エトルリア陣営につくようである
③ カルロッタ
エトルリアと並ぶ海上戦力の国家。 しかし、自由都市ブラキアの総督ヴァネッサはリカルドへの内応の約束を交わしたとか(秘密事項ですが、読者は知ってるw)
④ シルバーナ
エトルリアの東南に位置する国。隣国とはそれ程仲は良くないらしい
また軍事力でも海軍は弱くエトルリアには対抗できない
代替わりがあり、女王シェラザードが即位した。
守旧派騎士たちに担がれたこともあり、国の発展に関して政策手腕が試されるかも
⑤ トルフィヤ
エトルリアに対抗する海上戦力を持つ王国。 翡翠海の覇権を争っているようではあるが、オーシャン初出で特に詳しい記述はまだない
⑥ 海龍神殿
国ではなく宗教勢力ではあるが、翡翠海周辺域に信仰が広がっている。 その神体・信仰の対象たる海龍は神聖化され、海龍の血を引く○○王家といった具合に王家の権威づけに使われるくらい敬われている
<’11/3/2>
とりあえずまとめだけ
5.大陸西北半島
① フルセン
といっても『レジスタンス』以後は“フルセン”しかない訳で。
外伝『レイテの息子』ではエルフィンが即位して三年後らしい
王宮とあったが、レジスタンス巻末で新しい都を造ると言っていたが、名前も出なかった…
ターラキアを越え、ようやくエバーグリーンに橋頭堡を築いた
このままいくと西部フレイアはドモスの物というよりフルセンのものになりそう
そういえばジェネシスは首都カブスが陥落して終わっていたとの記述で、フレイア全土を制圧したとは無かった様な
<´11/12/30>
2では統一する過程でサイアリーズの北海商人と一揆、セルベリアの貴族と官僚、を新政権に組み込んだとの話ですね
それでも、産業の無い新フルセンは略奪を国家の生業として考えないとキツイ、と
魔法鉱石の眠る隣のフレイア侵攻を考えている訳ですね
とはいえ、第1回目の侵攻はジェネラル、でリュシアンくんに撃退され、重臣であるロックスを失うキツイしっぺ返しを食らう訳です
既に商人から海上へ…という示唆も出ていますが、本格的に暴れるのは未だ後の時代ではないかと…
② セルベリア
ゼークトが西北半島をと統一して2代8年、で滅んでしまったわけですが…
シャクティの言、或いは周辺国の見方によれば、かなり無理をして統一したので崩壊というシナリオもあり得たとの事。
勿論、ジューザスの苛政、奢侈も滅びを早めたのだとは思いますが
その後のジューザスとファルビン、再起はあるのか…
③ サイアリーズ
旧サイアリーズの王家はゼークトが降した時に皆殺しに有ったという
それ故、一揆の頭目は密貿易の北海商人のイルベルト
交易と言っても産物が無いとすると中継貿易位でしょうかねぇ
北の地方だとニシンとか鮭とか木材(針葉樹)とか毛皮とか…半島なんで、ターラキア人参(高麗人参みたいなw)希少な薬草とか…
ああ、バンシ―の花の蜜、とかターラキアの山には有ってもおかしくはないかも?
<'11/8/20>
6.ラルフィント
ラルフィントは国名であるが、その領域は大陸東部のほとんどを占めており、一地域と見做して構わないだろう
大前提として、現在のハーレムシリーズの戦乱の時代・戦国時代の様相を呈したのは巨大な国家だったラルフィント王国が後継者を巡って争いと当時の王太子を支持する雲山朝と王弟を支持する山麓朝分裂したことがきっかけになっている
以降百数十年にわたり騒乱を繰り返していて、その山地で各盆地で割拠し易い地勢から、様々な独立勢力が割拠しているという特徴を持っている
旧王都はバーミア
① 山麓朝
当時の王太子から続く政権、首府はゴットリープ
しかし、最新の時代を描いた『プリズナー』では山麓朝の一領主であったレナスを継いだバ-ジゼルにより当主であったシリウスは退位させられ、女王シャーミーナが即位という形で傀儡とされてしまった
以降は山麓朝は続いたとしてもレナスの名目上の主としての政治的意義しかなくなってしまう
② 雲山朝
当時の王弟から続く政権、首府はバーミア?(カーニバルで確定)
エンゲージの前の時代には山麓朝の勇将オグオミスとの好敵手、ダイスト将軍を擁していた
『プリズナー』ではシリウスの長女の嫁いだミラージュ城を落城させ、それなりに領土拡張を果たしたと思われる
バーミアは人類発祥の地とも言われる事で、多くの寺社が有り、宗教勢力と商人(職人)のギルドが強い政治力を持っていて、王家より実質的に統治している
③ レナス
未だ王位にはついていないが、『プリズナー』では山麓朝を飲み込み今やラルフィントの二大勢力にのし上がった
バージゼルはオグオミスの3人の娘と後妻を娶り、その子供たちを縁組させることで勢力を拡大していった
④ 独立勢力
ⅰ) 水晶宮
女性の傭兵を輩出する里 『ファイター』では"雷の籠手"小隊など部隊での雇用もあるようです
大陸各地に支部があり、戦災孤児や(推測ですが、貧しいために親に売られた娘とかもあるかも)を引き取り戦士として育てていて、自分たちの行動が水晶宮の評価に繋がる事を自覚していることから、傭兵として評価は高い
ⅱ) 夜鴉衆
ラルフィントを代表する忍者の集団、特定の領主には使えず、雇われて仕事をこなす
里のヤザでは領主はおらず百姓たちの寄り合いで自治が行われている
夜鴉衆は仮面の頭領、レイヴゥンに率いられており、一般には知られていないがその代での適任者が仮面を被りあたかも百数十年も同じ頭領に率いられているようであり、不気味さやミステリアスな存在として外には知られているようだ
ⅲ) 魔法学院
賢者トードが設立した魔法学園
特に政治的に動かないが、大陸でもトップの魔法を学べる唯一の?学校でありその卒業生たちは大陸各地で活躍しており、学閥(というのがあるかは分からないが)という形で影響力はあるかもしれない
ⅳ) その他
花流星翔剣を教える女剣士の里ベアトリス、槍術を教えるバイアス教団、体術を鍛えるティア寺などがある
<'11/2/13>
7. 農業
① 主食
ハーレム世界では水田による稲作とか、所謂五穀やトウモロコシやジャガイモやサツマイモもあるようですね
他には主食としてキャッサバやヤムイモなどもありますが…こちらは不明ですね
先生はガイドブックのインタビューで女の子は中世と違い毎日お風呂に入って綺麗だし、パンストもある世の中、との事です
品種改良の難点については前に書きましたが、やはり時間的なモノがメインになるでしょうか
かわぐちかいじの『ジパング』でみらいの乗組員がコシヒカリ食いてえとぼやいたのに、昭和17年にはコシヒカリはない、とか返されていたシーンとか、北海道での稲作を目指して出来上がっていった『亀の尾』とか…
ともあれ水田とか畑作とか何が植えられていて何が主食であるとか分かれば、おおよその気候とか食生活なども類推出来ると思うのですよ
例えば新大陸の発見として齎されたジャガイモ、今ではドイツ料理(ジャガイモとソーセージ、とザウアークラウト?)には欠かせない食材になっていますが、フリードリッヒ大王が国民に食べるように勧めた、という逸話があります
当時のドイツ人はジャガイモの無骨な外見から食べるのはあまり気が進まない様子だったのを自らの食卓に上らせて率先的に食べたという事です
ジャガイモはヨーロッパ、特に東欧や北欧の食料事情を改善させました
② 果樹
ハーレムシリーズでは様々な果物の特産が出ていましたね
サブリナの桃、インフェルミナブルアリ地方の葡萄、ヴィーヴルの林檎、そしてニーデンベルグのサクランボ…
うち葡萄はワイン、そしてブランデーの原料という事から大陸の各所で栽培されていると思います
その中でブルアリは大陸でも有名な貴腐ワインの産地だとか
紹介されてはいないけれども他にワイン・ブランデーの名産地がありそうです
林檎は日本では生食のイメージか強いですが、シードル(Cider、サイダーの語源?)というリキュールもあります
冷暗所に保存しておけば結構持ちますね
日本ではドライフルーツはマイナーなモノですが特にユーラシア大陸中央ではポピュラーです
桃やサクランボはドライフルーツではあまり食べたくないかも(苦笑)
冷蔵庫など無い近代以前は保存の為の加工が大切でしたから
他には砂糖漬け(シロップや蜂蜜漬けとかも)とかあります
サクランボはまだリキュールとかありますが、桃は…桃缶は美味いですが(笑)
桃や苺は生食モノとしてはデリケートで扱いが難しいです
店棚に陳列してお客に触られてしまうと半日くらいで傷んでしまいますから
まあ王室や大貴族とか相当裕福な商人なら屋敷に魔法宝珠を使った冷蔵庫を持っている可能性が高いので問題にはならないでしょうが…
<'11/7/23>
蜜柑栽培は温暖なのは言うまでもないですが多雨過ぎても良くないので、比較的カラっとした気候なのでしょう、ダリシンは
武士の世であった江戸時代には種無しのこの果実は世継ぎが無い暗示があるとして忌まれていたようですが、庶民や非公式では楽しまれていたのでしょう、でないと紀伊国屋の逸話が…
カビ等に気をつければ結構日持ちもするので、輸出にもいいのかなぁ…
干した皮は陳皮として漢方薬でもありますし、蜜柑の皮の油は今ではよく落ちる洗浄に使ってますしね
西洋なら“オレンジ”が特産となるのでしょうけど、日本をモチ-フにしているのかな
<'11/5/22>
③ 灌漑
文明の初期、メソポタミア文明の時代から天水灌漑から始まったといいますが…
大陸は日本くらいの大きさで戦国時代のエピソードを多用していることから、灌漑も日本に近いのでしょうかね
そうすると律令制度が崩れていって大規模灌漑事業が行われなくなった中世日本に似通った事情なのでしょうか
同じ水系を使った用水運用とか、ため池の工事などが主で、信玄堤などでも甲斐の統一による権力と金山などの資金と技術を駆使しても20年単位で掛かっていますね
治世が安定した江戸時代だと見沼代用水なんかはかなり大規模な事業ですが…
あとは、用水の運用に関する調停が政治の大きな役割になるかと思います
水争いは農業が主産業の時代は死活問題ですからね
ジェネシスでは魔法宝珠を用いた掘削&地下水の利用がありましたがこれは一般的じゃないんじゃないかと
イシュタールは森と湖の国という事から水資源が豊富なイメージですし、サブリナは亜熱帯、オルシーニは山地が適度に雨を降らせるとった記述がありましたね
ドモスは輝布河がありますが、エクスターとメリシャントは荒廃していっているようですし、オーストラリアの砂漠化の一因として周辺の砂漠から(この場合はフレイアから)砂が飛散して来て積り植物を枯らして砂漠が広がる、といった事象があります
大陸はそれ程広くないので、ユーラシアやアフリカやアメリカであるような塩害による灌漑の副産物は無さそうですけれども…灌漑により乾燥地に水が撒かれると、地下水自体の塩化物が蒸発して表土に蓄積される塩害と土壌自体に含まれる塩化物が水によって毛細管現象により地表に集積するものとかあるようです
いずれにしろ、輝布河中流域には乾燥化や塩害、蝗害の可能性があるわけで…また、農地の荒廃は大雨の時の水害に受け易さにも繋がります…
- 関連記事
-
- 考察:現実分析 2.4 (2011/01/30)
- イシュタールの政戦略 3 (2011/01/10)
- 考察:現状分析 2.3 (2010/12/18)
- 考察:ハーレム世界の魔法について (2010/11/27)
- 考察:現状分析 3.2 (2010/11/17)
- 考察:ペルセポネの養子縁組について (2010/10/28)
- 考察:ハーレム世界の地誌 3 (2010/10/21)
- 考察:ハーレム世界の博物誌 (2010/10/21)
- 考察:現状分析 1.2 (2010/10/20)
- 考察:現状分析 5.5 (2010/10/15)
- 考察:ハーレム世界の文化誌 (2010/10/10)
- 考察:現状分析 5.4 (2010/08/14)
- 考察:現状分析 2.2 (2010/08/10)
コメントの投稿
イシュタールの特性
大商人のムスランはいますが、ギルドや(ハーレム世界では日本がモデルなんで座?)商人の集まりなどの言及はないですし
前から書いていますが国際河川のリュミネーも流れているし、川船の流通や船関係のギルドもそれなりに力のある勢力かと思うのですが…
もし豊かな農業が高人口を支えれるとして、こういう階層の描写があれば、推測を裏付けるものになりえますが…
もし推測の通り商工業人口が多いならムスランのほかの豪商やギルドの長の有力者なども存在するのが当然のような気がするので
シェルファニールと海港を有するシェンロンが豊かなのは既出ですが、どういう産品の流れとか特産の貿易状況とはないですしね
手工業製品の記述もあればと思います
イシュタールの国情
ブリューセイスの領地の話からすると土地に地盤を持つ封建貴族っぽいですし
イシュタールが7大都市や7大諸侯による国でもよいのですが、必然王権は相対的に弱いことになります
とはいえ、キャッスルが続いていくのならば、それらの諸勢力を(男根でw)まとめ上げていくのがフィリックス殿下、という事になるからイイですけど(笑)
シェルファニールは綿と胡麻の栽培、ダリシンは蜜柑との事ですが、何とか織(ダマスク織・ペルシャ絨毯)などの手工業製品の特産の記述は無いですねぇ
No title
農業生産性が高ければただ単に人口が多いだけでなくそれだけ多くの過剰人口=商工業人口を支えることができ質の向上も期待できます
なにしろ基本的に軍事力経済力は人口そのものよりも商工業人口に比例するものなので
例えば極端な話農業生産性が低く過剰人口がゼロならもし農民が一億人いたとしても軍事力はゼロでしかない
その点で農業生産性は極めて重要で、生産性が五割増しになればそれだけで例えば元の農業人口が九割だったらそれが六割大丈夫
逆に言うと商工業人口は一割から一気に四倍の四割に!
人口三百万で農業九割商工業一割の“大国”よりも人口百万農業六割商工業四割の“小国”のほうが経済力は大きい
No title
そう呼ばれるわりに都市国家の特徴が全然見られないんですよねえ・・・
フィリックスの性格やシャクティの発言から見てサーシャや他の諸侯の姫君達もクリームヒルト家や宰相家ほどでなくてもかなりの有力諸侯の姫だと思うので、イシュタール王国自体が七つの大都市の連合では?と考えてるんですが
二毛作は…
律令制の国…確か大陸の面積が日本くらいというし、そんな感じですかね
するとラルフィントは面積だけは奥州、でしょうか
二毛作はサブリナでは確かやっているようなんで、流域で文化交流のありそうなイシュタールやシェルファニールなどの城塞国家群で行われていても不思議ではない気がしますけど…
まあ、冬なんで農業の描写が少なかった、と解釈できるのかも(笑)
No title
まあ道が直線というわけでもないだろうし、途中は山みたいなので直線距離なら六十キロぐらい?
国といっても律令制の国みたいなもんだしそれぐらいでしょう
それと気候は温暖でも二毛作はしてないらしい
はだしのゲンじゃないですが戦前の西日本では二毛作が標準だったんですが