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考察:現状分析4.4
ハーレムシーフ (二次元ドリーム文庫 238) (2012/10/16) 竹内けん 商品詳細を見る |
1. 情勢・時世
前作のカーニバル・ストライカーとさほど変わらない時系列っぽいですね
もっとも老王ギャンブレーの治世は長いのでどっちか前後は微妙ですが…
まだまだギャンブレーは世継ぎ(皇太弟?・皇太子?・皇太孫?)を決めてはいないらしい
あ、ギャンブレー自身が末弟でしたっけか…
今回のヒロインのニルヴァーナは孫で、両親は死亡、母親がサラミス家ので、という事らしいが特に有力な王族、という事でもないらしい
後ろ盾がない、という事からも王族の中ではそんなに政治的には注目されていないような感じですね
両親の財産を引き継ぎ、文化事業などや慈善事業に力を入れているようだ
寧ろ、これからを考えると(巻末で王を目指すのもイイかも、と言っていた)、即位はギルドの長たちの支持を取り付けることが肝要だから、実力が無いのが良いのかもしれない
前漢でも薄皇后や東晋の羊皇后など例もありますしね
それと宰相も5人の合議制か…ルイヘンベルクは今回の陰謀でニルヴァーナを助けて、結果としてガーブネフ(カ-ニバルではガーブネスが殺されてるけど…)斬られ、その後ろに居た従兄のプリアーニも失脚したようだが…
もう少し陰謀劇に力を入れて欲しかった気もしますね~でも、盗賊視点だとこうならざるを得ないか?マイスターでもそうでしたが事件の脇役が主人公なんで、事件の語りとしては物足りない感じ
宮廷のお話しを入れれば王族それぞれの立ち位置とか宰相の立ち位置とか分かったのでしょうけど。
ま、知り合ったばかりの盗賊にそんなに重要な仕事頼まないだろうしなぁ
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コメントの投稿
バージゼルの例もあるんで
エンゲージでの記述から、プリズナーの将来を予想は出来ませんよねw
どちらかというと、ギルドをレナスが手懐けてしまうと、逆に雲山朝そのものが危うい気がします
中世ドイツの皇帝・選帝侯と自治都市との歴史を見ると…
日本だと博多と大内氏、堺と管領細川氏のようなものですかね?
しかし、博多も堺も跡継ぎを擁立する力は無いから、違うか…
やっぱり選帝侯と強力な自治都市、なのかなぁ
陰謀劇を上手く描くには、ミステリとかそれに似た文才や構成能力が要る気がします
田中芳樹も陰謀劇は上手く(面白く)かけてないですし…
歴史を描いた『ベルサイユのバラ』もマリーアントワネットが詐欺に掛けられるとかですから…w
でも、舅の愛人のボンパドゥール夫人と、マリーアントワネットの初見の火花の散らし合いとか、好きですねww
ニルヴァーナなら
ギャンブレー自身妾の子供ですし、王位につけるのは年齢序列ではなさそうです。
将来レナス家と対立するにしてもニルヴァーナならあっさり手を組みそうです。もちろんギルドの利権は守らせるでしょう。カーニバルではマリオベールの領民は自分たちの生活が変化しなければ、謀反を起こしたガープネスに従いましたからね。
陰謀劇はあっさりしてます。まあファンに考察させないためかもしれません。あくまで私の勘ですが。