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考察:現状分析5.6
ハーレムレジスタンス2 (二次元ドリーム文庫 208) (2011/12/14) 竹内けん 商品詳細を見る |
<´11/12/30>
1.情勢
1では続編を作る事は考えていなかったとみられ、セルベリアを倒してジューザス追放までを描いていたが、2ではヴァレリア率いるフルセン討伐軍を破ってからジューザス追放を経てサイアリーズ一揆を屈服させた半島の統一と支配の確立の基礎が出来た所までになっている。
半島は概略的に北からサイアリーズ、セルベリア、フルセンという位置になっているようである
半島を統一したゼークトも、国力を浪費させたジューザスも、半島の産業や農業の振興策など経済政策は行っていないので産業(特産)などは無いようだ
エルフィンはターラキア山脈を越えてフレイアに攻め入る気である
今回ナウシカアと交易するサイアリーズの北海商人と西海航路で交易するフルセン・セルベリアの西海商人についての言及が有った
1巻に言及の有った、ドモスに敢然と立ち向かう一角となったが強国を相手にして大陸に足掛かりを築くには至らず、船を組織して西海を荒らしまわった、とあるので、時間的にはまだまだ後の事と思われる
エルフィンがドモスと戦うの確定なので、ターラキア戦役でフレイアが滅びる以降、年表によるとエルフィンの統一5年以降とういう事に。
なかなか足場を築くには至らなかった、ということから1回の遠征ではなく、数回戦っての事だろうと推測される…
ここまで来ると(半島統一5~8年後?)、レイテの息子のリュークも武将として、或いは主人公として登場するかもしれない
まあ、カーラの性格だとハーレムの一員にはならなそうですがw
個人的には本編に有ったように彼女の親友と寝る男は最低、との言葉だったが、孕ませ厨の私としては彼女の親友と彼女を同時に孕ませて欲しいなぁw
エルフィンとしては出来るなら優秀な可能性のある自分の子供は欲しいだろうし、二人でいびられてた意趣返しに絶対なるしねw
そう、レイテの息子まで3年あるしww 何よりヴィジュアル的に美女は減って欲しくない(笑)
2ちゃんには西方諸侯同盟とフルセンの艦隊戦が見たい、と書いてあったが、略奪がメイン(産業)と考えるならばゲリラ戦に徹して艦隊戦などしない方が利口なような気がするのだが…
ソマリアの海賊が、海上レーダー・GPSでの監視が有ったとしても抑えられないはゲリラ的に小舟で無秩序に行動するからだと思うので…
<´11/12/31>
短編『レイテの息子』は2より3年後の事なんですよね…
この時点でロックスは討ち取られ…(代わりにロージーが登場してはいるが)
ガイドブックで見るとその更に2年後にはドモスにフレイアを落されてるし…
TGCなら「やってられっか!」とカードを叩きつけてもおかしくはないw
1も2も統一までのお話しなので希望が見えるけど、エルフィンってついてないね…
FateのサーヴァントのステータスだとLuck DかEクラス?
フレイア戦役で全土がドモスのモノになったとすると、またターラキアを越えてやり直しなのか…
密貿易を通じてフレイア・セルベリアの西海商人からフレイア商人・豪族に人脈を作る、とかはエルフィンやりそうにないしなぁ…
純軍事的にしか当たら無さそうだし
でも、総督ヒルクルスよりは戦術的にはやりそうだよね
<´12/1/1>
ジェネシスを見返してみるとドモス軍はフレイアの東部の拠点サジタリウス城から、ダングラールの籠城する城を一日で落し、王都カブスでの抗戦を諦めた国王マドアスはバロムリストへ逃亡を図るが、逃げ切れず自刎、という事である
まあ、これで確かにフレイア王国を滅ぼしたわけで、王都も占領したので、全土も獲得したのかもしれないが…
エルフィンのフレイアがジェネラルでの失敗以降も侵攻したとすればフレイア西部を切り取った可能性もあるわけである
何も記述が無いので不明だが、もしフルセン領域があればこの大軍で一気に押し切って一掃、というのも可能かも知れないし、或いはフルセン領を攻めると1か月という期限から足が出てしまう可能性があるので止めた、と考える事も出来るが…(新総督の宿題、とかね)
2では北海商人と西海商人を利用しない手はない、と考えていることや、また外伝で“西海の覇者”になるのは僕だ、と内心思っていることから、海にも目を向けてるんだよ、との示唆であろうけども…
本編の終了時点で苛政と反乱の後で崩壊している国内経済と、その後にターラキア戦役(1次?)を起こしていることから、やはり戦略思考としては陸軍が中心ではなかろうか?
3年後では新首都の位置(西海沿岸に設けたなら海軍も視野に入れているだろうし、ターラキアの近くならやはり大陸侵攻を考えてることになる)については言及されていないが、2の前だということを考えてもまだ海軍に向けているとは考え難いのだ
また、産業が無いのだから、北海商人も西海商人も中継貿易を生業とするしかないであろう
こういう商人を考えると、フレイアに生活基盤が無くとも暮らせる階層、という事になると思う
そう考えると、これらの商人たちは、果たしてフレイア王国に忠誠心を抱くだろうか?
ハーレム世界の商業については不明であるが、海上保険も無い時代、現金が主で、信用取引も実績のあるものでなければ他国との交易は難しいだろうし、つまりそれなりの財産を持ち、しかもジューザスの略奪から逃れて来たのだ、その資産は海外にあると考えて良いだろう
つまり、フレイアが海賊として生業にするなら、寧ろ漁民や半農漁民や地侍層の方が相応しい気がするのだが
中世北アフリカのバルバリア海賊や、日本の海賊もそんな感じであったと思う
因みにカリブの海賊は、フランスやイギリスといった海軍大国から私掠船許可証を貰って、敵対国の商船を襲っていたのだ
また、この頃の海戦は船を沈めるのではなく、降伏させるか、乗り込んで相手の船を奪うのが主流なので、純粋に兵員が多い大型船のが有利である
小舟の有利さも勿論ありますが…
あとはエルフィンが旧セルベリアの討伐軍で朱雀神殿も襲撃したせいか、光烈神殿を交渉に利用していましたね…
光烈神殿とはまだ交渉で来ているようですが、朱雀神殿と関係が思わしくないのは痛いかも
<'12/1/14>
2. フルセンの戦略
西北半島統一して既に大陸進出の計画を比しているエルフィンだが、第1回のフレイア遠征は略奪としては成功したが、フレイアへの橋頭保を造るという戦略目的は達成できなかった。また、1の巻末から大陸に進出を試みたがなかなかうまくいかず船団を組んで海賊行為に活路を見出した、という事も分かっている
ここで方針としては私は2つ考えられると思う
一つは、あくまで覇権を狙いその出口に立ちふさがるドモスを敵国とし海賊行為もその一環とするモノ
もう一つは、国民を食わせるため、生きるために海賊業を本業にするもの
北朝鮮のように、国民を食わせてなくとも3代も続いてる国もあるけれど…w
① 対ドモス主敵戦略
大陸に足場を造り、その場合に出口たるドモスへの攻撃・消耗戦を意図するならば、既に語られてるエルフィンの覇権主義とも合致する戦略であると思う
一つは、最初に考えていた魔法鉱石を砂漠の国、フレイアに出征、占領する事だろう
リュシアンには撃退されたが、フレイア戦役で滅亡するのは4年後で、その後5万もの軍勢を集めたが元の戦線に早急に戻さなければならないのも必然で、総督は誤魔化そうとするだろうが、レイテなどの諜報力を使えば察知も可能だろう
そうして欠かせない協力者だが…新総督ヒルクルスが西部国境でサジタリウス城を拠点に荒らしまわっていたことは周知の事実である
で、あるならばカブス以西のオアシスの長や商人、或いは運送業者(駱駝馬喰など)と接触し、情報を提供させるべきだろう
これはフルセンのエルフィンもフレイア東部を荒らし回っていたことから、反ドモス感情は西部の方がより高いと推察されるからである
彼らを見方に付け、オアシスなどの一の地理的情報は“ジェネラル”でもゲリラ戦の移動に有利に働くので必要不可欠であろうから。
二つ目は総督の握る戦力である
確かに『ジェネラル』では一万強の兵力を出せる国であったが、度重なる両国の侵攻と王族の内訌で国力は衰え、先々代のウルベインの遺児たるリュシアンも総督(頭)ではない以上フレイア人の忠誠を勝ち得るとは考え難い
フレイアに侵攻した当時は千、リュシアン勢を加えたとして二千、また総督直衛としてドモスより兵を分け与えられたにせよ、ロレントの兄のようなクブタイでもインフェルミナに五千、ということを鑑みれば合計三千くらいであろう
その千ももしかしたらニースケンス隊という事であれば総督ヒルクルスの信頼できる軍勢は少ないことになる。
この手駒の少なさで、そう士気の無いフレイア現地軍を指揮して精鋭のフルセンと戦わなければならない困難さがある
つまりマドアス末期と似たような困難さにあるということである。
これは属将にリュシアンがいたとして、彼がフルセンを撃退すればフレイアの旧臣や国民の人望を集めてしまうというジレンマもある
ニースケンスが戦目付である以上彼が討伐軍の総指揮という事はない(ヒルクルスの監視役が主要任務なのだから)
もし、フルセン攻略が上手くいかなくて、海上交通を船で略奪、というのも旧フレイアの輸出港が唯一貸借港のザウルステールという事を考えれば、西北半島の東南の港から襲撃を掛ける事は可能だろうと考える
勿論、輸出法を陸上運送に変えるだろうが、コストと手間を掛けさせることが出来るし、それと共に大きな額の取引が制限されるという事は収入の速やかな増大は出来かねるという事になる
また、北海商人によってのナウシアカやクロチルダ(ダイナストには北陸地方の国、とある)の沿岸を略奪したり、ターラキア山脈を越えて襲撃するというのも手ではある
二重王国には手の届かない地域に略奪を掛ける事によって国力を削ぎ、ドモスの防衛戦線を拡張させ、軍事力を分散配置させることになるからだ
② 海賊・略奪を主戦略
これをエルフィンに決断させるには、ある意味ドモスへの正面対決は無理だと認める事でもあり、プライドの高いエルフィンには結構心理的苦痛な決断であるとは思うが…
だがこの方針を決めたならば、対ドモスとしても、特に理知的なクラナリア派の戦略から、優先攻略目標としては外されるだろう
つまり戦力は主戦線の対二重王国や、その他の反乱勢力などに置かれ、対処するのは現地軍・傭兵という事になる
これであれば、エルフィンの実力からも思う存分暴れ回れるだろう
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