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考察:百日戦争/カリバーン崩れ
ハーレムデスティニー (二次元ドリーム文庫 159)
(2010/06/14)
竹内けん
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1. 予想<2010/5/30>
勝手に名付けてみました、インフェルミナの王都奪回を
クライシスからデスティニーと二つもお話しが出来るとは先生にとっても思い入れが強いとか、ドモスが明確に敗退する展開点という歴史的に大きい意味のある出来事だからか、想像力を刺激するのかも知れません
本来ならばドモスと二重王国の主力が戦ったメリシャントの戦場が戦記モノならばメインとして語られるのでしょうが…
ハーレムとしてなら亡国のメリシャントの貴族や騎士の物語りでしょうかね
エトルリアのクーデター、ペルセポネのイシュタールよりの養子縁組と、離れた国々にも余波は及んでいるようなので大きな出来事には間違いないでしょうな
予想としてはドモスより総督として祭り上げられたアリオーンの姉ロザリエ救出作戦とか、デカイ出来事のような気がしますが…果して
<2010/6/4>
未だデスティニーも出ていませんが先生のところでハーレムシリーズ二十冊目の話題が出ていたので…
私は前にも書きましたが、夏の販促フェア(去年やっていましたよね)に合わせてキャッスル4かな、と思っていました
記念だし、キャッスルが出て好評だったからのハーレムシリーズ継続なので素直に考えると4なんでしょうが…
天の邪鬼な私はもしかしたら百日戦争のような歴史の転換点に関わる別な短編かも、とうがって見たり(苦笑)
どちらでも良いですが、他のファンのサイトでも4の出版を熱望する声がありますので…
おまけはファンブックみたいなのとかあればなぁ、と
人気漫画とかでそんなの出てますよね、世界設定や単行本未収の短編、キャラ紹介とか今までのおまけ小説を集めたりとか、新たな短編とか(キャッスルとかの)幕間劇とか…
そんなのを出してくれればファンはかなりよろこぶと思うのですが
キャッスル4が待ち望まれますね
キルタイムの公式サイトによると、発売は6/12、更にカラーイラスト付きショートストーリのおまけが付くようです
前のロイヤルガードでもあった協賛書店で買うとおまけがもらえる形のようです
…ハーレムシリーズ二十冊目のおまけは更にグレードアップしますかねぇ
2. カリバーン奪回
お話しは地方の青年ライラックが王太子アリオーンの義勇兵徴募に徴兵され王都カリバーンの解放戦に参加する
徴兵に来たブリギッタ子爵レイリアはバーネスト将軍の姪だという
ドモスに娘を送ったインフェルミナのガラハド領主の拠城奪回戦-連合軍の初戦の戦を鎧袖一触にするという戦略目標達成に大いに貢献する
更に、カリバーン奪回作戦にも参戦、無事に解放戦争を生き抜いた
そして、国王となったアリオーンより故郷のノエル村とその周りの五村を領地として与えられ、貴族となったライラック
ノエル村近辺はブリギッタ子爵の領地だったが、彼女が謀反の嫌疑をかけられ爵位を返上する代わりに一命を許されたのだという
その証拠を集めたのがライラックの女となっていたが、強引に引き抜かれたシャロンで、何と彼女はアリオーンの乳姉弟ケイトの実の姉だった!
それ故にシャロンの証言も重視され、レイリア失脚を確定づけた…
更におまけの『新たなる戦雲』でレイリアはアリオーンの密命を受けて、インフェルミナを出奔し旧ネフティスでの反乱を支援する事に
出奔した形を取るのは、カリバーン奪回後にドモスとは和議を結んでいるからであり、表立って支援すれば再びドモスの侵攻を受ける懸念があるからだ
しかし、インフェルミナが小国ではなく、対等か対抗しうる国力があれば、ドモスも山賊マドックを使っていたではないか、と指摘できるのでしょうが
しかし、やられた事をやり返すくらいならかわいい方だよね(笑)
伍子胥のように、恩は倍返し、恨みは十倍返し、という怖い例もありますし
3. 現状分析
とはいっても、クライシスでのカリバーン奪回迄のお話しをライラックの視点から見たものですので、それ程真新しいモノは…
① 愛郷心
が、徴兵された村の青年のライラックの物語を通して、愛国心というと固いですから、郷土愛(愛郷心)という心情も立派な国防の礎となるのだなぁ、と感じました
大きくなったドモスと二重王国の間にあった、という地理的な条件が大きかったとは思いますが、愛国心(郷土愛)の上手く働いた例がインフェルミナで、上手く働かなかったのがメリシャント、ではないかと
セリューンが工作したとはいえ、重臣たちは国王の外交を弱腰だ、と国の誇りを傷付けられたという気持ちがクーデターの根本の動機でしょうから
大陸での弱小国のインフェルミナでもこのように強い愛国心が防衛の意志になっているとすればいわんや他の国々においてもや…っていうか、ウェディングでもドモスは被支配国の蜂起に苦しめられていましたね
② 戦後情勢
a) インフェルミナ
また、おまけの『新たなる戦雲』で語られていたように、ドモスとは和議を結んでいたが、裏ではネフティスの反乱勢力に支援する等敵と見做し続けていること
緩衝国戦略であるとか、隣国のドモス支配が動揺すれば自国の侵攻の脅威が薄くなるという計算からそのような手を打ったのでしょう
しかし、既にクライシスで語られていたように、ロレントの征服・支配という大陸統一政策とは共に歩めない、とのアリオーンの判断は、十年後のウェディングの時代まで当てはまり、インフェルミナ・新ネフティス・ヴァスラと二重王国陣営が結成されていきます
もし情勢が許さないか(二重王国の支援が得られ難い・或いは頼りにならない)、ドモス陣営についた方が有利と判断したならば、小国の生き残り策としたなら恨みなど忘れてそちらにつく訳ですし
b)レナス派(ラルフィント)
この解放戦では一万という主力といっていい大兵力を供出したバージゼル
彼の思惑としてはクライシスに記述されている、戦略的にはインフェルミナを解放して対ドモスの緩衝国を造ることと、政略的には対外的にラルフィントの代表として活動しているのはレナス派だ、と示すこととあります
が、短期的視野で見ても奮戦した将兵にはインフェルミナを独立国とし同盟を結んだであろう事から、領土は得られず金銭的な恩賞しか与えれませんし、長期的視野から見るとウェディングにてインフェルミナはヴァスラと新ネフティスと共に二重王国の影響下にありますし、満足な結果といえるレナス派の意向の通り易い政権、にはなっていないようです
勿論その間(プリズナーにて山麓朝を併合するまで)に領主達との抗争に忙しかったのかも知れませんし、一概には言えないかもですが
ただ尾張半国をも征したとは言えない織田信秀(信長の父)の代にも土岐家の内紛に介入したり三河に侵攻したりしていますし(成功はしていませんが)、それ故に地図が4月号で出る前にバージゼルも自国の意向の通る緩衝国、新パザンの建設に援助するのではないか、と書いた訳です
心理的にも、バージゼルとしてはインフェルミナ一国よりは更に西にネフティス・パザンと連なっている方が安心出来ると思いますし
③ 将器
また、今作においても軍事的才能があっても人徳が無ければ大成しない、のはハーレム世界においても言えることで、これは現実社会を見ても当然といえば当然の事実である事ですね
孫子にも勝利の条件として、天の時・地の利・人の和、とありますし、そもそも軍事や政治は人の集団が為す行為であるからには組織としてのまとまりが無ければ十全に力を発揮出来ない訳です
④ 農業階層
ライラックは庄屋という豪農の出身で、おそらく農民であると思われます
因みにキャッスル2において、百姓と農民は別で、百姓の方が農民より社会的身分が高く、地侍といわれる半農半武士という感じだそうです
国人とか国侍、土佐の一領具足といった者達、でしょうか
と、すると、イシュタールに於いては王家に仕える騎士、王家に仕える貴族層、または貴族に仕える騎士、国人(百姓)と呼ばれる半農半武士という小規模地主、そして傭兵といった軍隊の土台が存在するということでしょうか
やはりそうするとイシュタールが単なる王都ゼピュロアを中心とする都市国家とするには頷き難いものがありますね
都市国家も確かに周囲に食を支える農地などを持っていますし、都市名=国家名が通常ですし、森林貴族という農村に基盤を置くと思われる支配層やクンダル領の描写を見てもクンダル領地を持つ地方貴族ですよね
また、『女王汚辱』の記述で国土は大して広くはない、国でも二万五千もの大軍を出していますし、西方城塞都市国家群とはあっても小国とはないですよねぇ
国土の広さ≠国力ということでしょう、まあそれも当然か
インフェルミナはハッキリと弱小国、とあります
が、ファイター・クライシス・デスティニーとこの国を舞台とする作品が次々と出ていて、先生のお気に入りか、想像力を刺激する国なのでしょう
⑤ 魔法・魔法の品物
断片的ではありますが少しありましたね
恐縮ですが、RQ・グローランサの例を用います
ケイトの槍についてはクライシスにありますから割愛します
シャロンのシャムシールは起動の言葉に風神とありましたので風の力を想起させますが果して…
所謂四大エレメントの力があるのでしょうかね
グローランサにおいては、闇・水(海)・大地・炎(光/熱)・嵐(風)、そして月(青い月/赤い月)と六つ(通常は月を除いた五つ)ですが(笑)
それはさておき、名のある騎士や武人なら大抵は強力な魔法の武具を持っているのがハーレム世界では常識っぽいですな
RQだと使用者条件などをつけて他人が奪っても使えないようにすることが可能ですが…
こういったロックが効かないとすると名のある者を討ち取るのは、自らの名を上げる他にも戦利品として実入りがあることになりますね
マディアの魔法障壁ですが、これは突破するのに矢に魔法を掛けるとするならば、どちらの魔法の強度が強いかの盾と矛の関係になりそうです
因みにRQだと盾や鎧として働くタイプの防護呪文は、攻撃のクリティカルがAP(アーマーポイント)を無視するという効果なので抜けてきます(苦笑)
魔道呪文の《耐傷(Regist Damege)》は呪文の強度とロールしたダメージとの抵抗ロールに防御側が勝てばダメージは受けないので(衝撃は受けて吹っ飛んだりはします)何とかなる可能性はありますが
ともあれハーレム世界では戦闘で名のある武人に魔法無しで向かうのは厳しいということでしょう
項羽や呂布やBLEACHの更木剣八のようなら、力で魔法障壁突破してくれそうですが(笑)
…ハーレム世界ではむくつけき漢の出番は無いか…(´・ω・`)
⑦ 酒文化
ハーレム世界のモノとしては、クライシスでインフェルミナのブルアリの貴腐ワイン、デスティニーでラムリーズの清酒、そしてイシュタールではビールと我々の世界のような酒文化を伺わせます
だとすると、霜が付くまで置いておくアイスワインとか、芳醇な薫りのブランデーとか、日本ではキンキンに冷えたのが旨いとされていますが、イギリスや冷蔵設備の無い昔は常温のビールやエールなどの旨さを味わっていましたし
日本酒も昔ながらの作り方だと燗酒が旨いわけですが、冷か燗の描写は無かったですな…
高山都市だったと思ったので硬水を使った醗酵の進んだ辛口の酒ですかねぇ…
樽酒だと木の香りが移りますし、それはそれ独特の味わいが有っていいですが、樽の木材にも様々な木による風味の違いが出ます
特に樽で熟成させるスピリッツ(蒸留酒)は樽がかなりの風味の鍵を握りますし、木材資源の豊富なイシュタールなどは良い樽材がありそう
トウモロコシからのバーボンやビールが醸造されていたことからウイスキーも考えられますかね
個人的には葡萄の薫りの香しいブランデーなどはグロリアーナ陛下も好きなんじゃないかと…ま、暑くなる前は日本酒やワインは美味いですが(笑)
願望になりますが、イシュタールに於いても、水晶宮ゼピュロア支部と小隊とか(商売が大規模なら中隊や大隊とか)、ケイトの実姉の登場でウルスラやコーネリアの姉とか期待してしまいます(苦笑)
また、フィリックス殿下の両大国の講話の仲介の背景についても是非ともやって欲しい!(ロレントやセリューンと会った殿下がどんな人物感を抱くとかも)とは思いますが、十人の王太子妃候補編はまだまだ続きそうですしね
また、ケイトとシャロン、姉妹並んで犯されたのは複雑でした
ハーレムの仁義として女には操を守って欲しいという私の願望がありますので、ケイトがアリオーンにだけ貫かれるのは、納得なんです
しかし、姉妹丼は見たいモノ味わいたい(味わってもらいたい)モノ…(笑)
うーん、グロリアーナ陛下の二十代の異母妹に登場してもらい、三十代・二十代・十代の異母姉妹丼を見てみたいかも
フルセンについては8月号の第3話を読んでから述べようと思います
義母温泉、孕ませエンド
(2010/04/23)
神瀬 知巳
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http://www.france.jp/servlet/Satellite?c=CommonInfo&cid=1266535861065&pagename=france%2FSimple5Layout#0
フランス書院の記念コンテンツとしてサイトに掲載されています
個人的には妊娠を決意しているヒロインのいる神瀬作品全ての後日談が読みたいですね
やっぱり主人公の種で孕みたいと思っているヒロインたちがいてセックスしているのは、複数の妻を娶ったという征服感をくすぐられます
この後日談の“2 うちも孕ませて”で童貞を頂いた暎子(34)が秋生の義母の貴和子(32)や女社長の弘美(32)、社長夫人の里恵(34)といった秋生の女たちを既に孕ませていると知り、また暎子を呼び捨てにし命令口調を使って夫のように振る舞うのを見て、15の精で孕むことを願い媾わうのに夢中になるのがエロいです
秋生もまた、「暎子を思う存分可愛がってあげないとね。今夜は暎子のお腹に徹底的に流し込んであげるから。ちゃんと孕むんだよ」 「朝まで五発は流し込むからね。ママに負けずにちゃんと妊娠するんだよ」と亭主関白で妻に語るようにいう…スバらしい
暎子も愛する義母と同列にするため自分を身重もにするという15の少年の想いと決意に女心をときめかせ、「は、はい、ああ、ちゃんと子を孕みます。うちは秋生さんの女ですわっ」と幸福なよがり泣きとともにきっぱりと答えていた…
他にも藤崎玲先生の『狂罠(ワナ)彼女の母は未亡人』の終章 終わらない狂愛生活の後日談も読みたい…もはやエロゲーのラストですが
彼女の母を脅したりすかしたりして犯し、己の肉棒とテクニックで自分の女に堕とし、母娘丼の果てに孕ませた啓人
更に自分の娘の沙希と優希まで女を教えようと…つまり娘の処女をいただき、沙智子と娘の優衣・啓人の種の娘の沙希、啓人の娘の優希だが自分には孫でもある娘たちと尻を並べ犯され、四人とも孕ませられる姿とか…ステキだと