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新クラナリア体制のハーレム開始
(2006/06/17)
竹内 けん
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キャッスルより十年くらい後のドモスのお話
黄金竜より二十年くらいあとで、16だったアンサンドラも三十路に
ヒロインはアンサンドラの娘、長女のアリステリア
主人公はカーリング陥落の後いち早く新体制に取り入った商人のレギンズの息子オルフィオ
なんかシャドウもそうですが、お嬢さまな感じのメインヒロインですな
まあお姫さまなので当然なんでしょうが
私的には高級娼婦のシルビア元王女が気に入ってます
江戸時代の花魁も、花柳界ではトップで金だけ積んでも相手にしてもらえるとは限らないようです
そういえば江戸時代の江戸のようにドモスの軍隊が駐留して首都カーリングの人口分布が男性が多いから娼館が発展したのかも知れません
江戸も参勤交代や江戸詰めの家臣等で男が多かったようです
が、ハーレム世界の軍隊は女性兵士多いですが
歴史の生き証人的な彼女の人生ですが(ある意味映画ラストエンペラー?)、翻弄された感じ?
彼女は今の自分に誇りを持ってる感じでしたが、そう思って自分を支えているのか、また違う思いがあるのか、知りたい気も
ハーレムという作品の性質から女性一人にスポットを当てるのは厳しいと思いますが
まあでもクーデターで弑された父王は草葉の影で娘の境遇に嘆いているのではないかと…
エッチの方は大商人の若旦那という立場から入れ食いですね
アリステリア王女とも幼なじみで彼女自身は惚れていたようですし
新書版の二十年前とは全く変わった作風なので…文庫のハーレムシリーズの雰囲気がドモスでも確立したということなのでしょう
それはそれでドモスの野蛮さや獣性といった狂暴な強さが無くなったんじゃないかと…思わなくもないですなぁ
バーバラやシルヴィアとかがあからさまにオルフィオに好意を持っているわけではないのが良いです
船乗りの多そうなシェンロンやリュミネーや湖の水上交易の盛んなゼピュロアでも立派な娼館街がありそうではありますが