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考察:現状分析 2.1
(2009/10/10)
竹内けん
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ウェディングで出た事実を構成しつつ、分かった事を整理していきます
① 年代
時代については、第一王女アレステリアの婿オルフィオ、とあるのでキャラバンの後、という事から最も未来か
気になるイシュタールについては触れておらず、二重王国が敵対する勢力として登場
② 勢力地図
といっても公式に地図が明示はされてませんが…
平原の広がるメリシャント地方がドモスー二重王国の主戦場で各要衝に城塞が築かれており、膠着状態のようで
東は大樹海を挟んだクライシスで再独立を果たしたインフェルミナ王国、その南のヴァスラ王国は二重王国の勢力下に入っているという
更に私が考えていたセリューンの対ドモス戦略の一つ、緩衝国戦略の一環として新ネフティスが建国され、やはり百日戦争前から比べドモス領域は狭くなったようで
今回の舞台のヴィーヴル伯領は元王国で寒冷地(インフェルミナが国境付近-特に北、が山地だったので山がちな地勢なのか)で農業生産も低いうま味の無い土地らしい
林檎が特産と山地かも、という事から信濃を思い浮かべますな、と、すると養蚕とかは財政に貢献するかも
地下資源が無いなら
ラルフィントの対ドモス(西部政策)が気になるところですが…パザンを復興ー従属化すれば二重王国に頼らない独自の緩衝国が作れるかも知れません
③ 占領政策
属国化した国の子弟を士官学校に入れる…私がテコ入れしているイシュタールの振興策としてローマ化を模範にしていましたが、これは先に先生に書かれてしまった…・゜・(ノД`)・゜・
イシュタールでも、これをやる価値はあると思います、ただ、ドモスのように軍事分野に限らず考えていましたが
ロレントの行っている婚姻?政策に関しても、士官学校での育成と併せて、中級以下の貴族や大部分の国民との意識のズレを生じさせると思います
私はイシュタールが大国として成長する事を夢想しているので、二大大国の綻びを見出す方向性を持ち続けていますので
国民と支配層の意識の乖離(同一国民としてシンパシィを感じるか)は現にNIESの東南アジア諸国の国々である現象で、英語が堪能で海外の大学で学問を修めたエリートは指導者として力量を発揮していますが、そういったエリート層以外の国民は自国語で国民に語りかけず、ファーストネームも英語からな指導者に同じ国の人間という印象は抱かないでしょう(そういった見解があるので名称も自国語のフルネームに変えた指導者も)
それが属国の民にとって現在の戦乱による自分達の不幸な境遇は、大国同士の戦争に巻き込まれているからだ、という認識が強ければ、ロレントの血の入った旧王家の血よりも新しい自分達の旗印を求める動き(易姓革命の思想は無いかも知れませんが、旧王家に失望すれば)に繋がる気がします
属国化された民にとって国を失い戦乱によって家族を失い、また戦乱に動員され続ける恨みと苦しみは十年二十年で消えるものではないでしょうから
今のところキャラバンの記述を合わせても、ドモスに併合されて良くなったのはオルフィオの商会だけ、というのでは反乱が絶えないのも…
オルフィオやカルシドはドモスのエリート中のエリートな訳で、ドモスの暗い部分を見ずに済む立場ですしね
メリシャント地方での出来事は百日戦争以降の十年にかなりの影響を与えているような気がします
クーデターを起こした旧メリシャント貴族達へのロレントの徹底的な報復は、武断主義として法家思想からも正しいとは思いますが、反対勢力の受け皿二重王国が存在することで、不満を抱く者達に一度逆らったら許されない、死ぬまで抗戦するしかない、という覚悟を抱かせる結果になっているようです
二重王国は、ロレントに反対勢力が頼みとするのはセリューンであり、まず二重王国が主要な敵、と見られているのを分かっていると思われるので、戦略の基本を対ドモス中心に考えざるを得ない情勢ですよね
そう考えるとセリューンはいたずらに戦線を増やすのが得策なのか…例えばペルセポネ攻略に本腰を入れるとか、甚だ厳しいと思います
少なくともイシュタールは国力を維持・増大可能で連合を組めていたのですからやはりロレントもセリューンも軽々にフィリックスを敵陣営に追いやる真似は出来ない、という事かな
④ 軍勢
今回登場したのがロレント率いる三万
内、騎兵のみで八千が先行して来たという
こちらのどれ位かが生粋のドモス兵かは不明
翼竜騎兵が如何程いるかは分からない
もし仮に城側と連絡が取れるか、敵情視察により、二重王国の布陣を知り得る事が可能なら騎兵より更に翼竜騎兵を先行させ散兵戦術を展開し後方攪乱の手も…
お話上ドモスに完勝させる必要は無いのか
二重王国の情報の充実は相手をするとすればかなりイヤな面があるな…
ドモス領域内の反対勢力を駆使してロレントに全力で向かえないようにし、自らは戦線を縮小・集中して全力でドモスに当たれるとすれば…それをやって今の膠着状態なのかもですが
やはり殿下を粗略には扱えませんな
④ 陣営
ウェディングの記述からすると、ドモスは十年で10国を滅ぼし大陸の北四分の一を統一して破竹の勢いだったが、メリシャントでの百日戦争とインフ 455;ルミナの奪回から反ドモスの動きが顕在化して現在に至る、という感じですが
二重王国がヴァスラ、インフェルミナと自陣営に加え新たに緩衝国としてネフティスを建国させたとして、ラルフィントにとってはこれは座視すべき事なのか、と思ってしまうわけです
レナス派がウェディングの時点まで二重王国と組んでいるかは未出ですが、隣接した地域に大勢力が出来るのを喜ぶ国家はいない、という常道からすれば独自の戦略で緩衝国なり勢力を築くと考える
一つは独自の対ドモス緩衝国設立である新パザン建国
もう一つは二重王国の対ドモス地域以外での影響力の増大を謀る事
対ドモス地域を増やすことは自国の対ドモスへ費やす国力が増やすのを望まないだろうという推測から
つまり二重王国陣営であるエトルリアや南の地域に勢力圏を築くことかと
ここでラルフィントが三派に分かれていることから、それぞれの国益があり予想を困難にする(・ω・)
この現状から野暮天さんの提案のイシュタール-ラルフィント王子派東西同盟も、この地域の国際情勢が一気にイシュタールへ、と言い切れないと思ってしまうのです
クライシスではドモスに対抗する為にインフェルミナと近接するレナス派との同盟でしたが、ドモスの圧力がインフェルミナとヴァスラと二重王国で受けている状態なら、レナス派にも別な思案が出て来ると思うのです
ドモスの領域に関しては、“周辺諸国から袋叩きにあっている”と“各地で反乱や謀反が相次ぎ”という表現しかないので…
'09/12/17
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