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考察:現状分析 5.3
二次元ドリームマガジン 2010年 8月号 Vol.53 [雑誌]
(2010/06/17)
不明
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今回以前のシリーズのキャラが出て来たことで、イシュタールフリークの私としては、是非ともイシュタールに関わるキャラに登場して欲しいなぁ、と
史実か小説か忘れましたが、孫武(孫子)が古戦場を歩いたり、参戦した人物に会って話を聞いたり、記録を研究したりというエピソードのように、シャクティか見ているとかないかなぁ…と
ま、絵師が違いますし、直接登場は無理かもですが、キャッスル3でフィリックス殿下が創設した、情報機関が情報収集してるとかの描写があれば、嬉しいですね
<'10/6/15>
1.第3章 虚々実々
① 地誌
南の港町ザウルステール(恐竜の尻尾?)はフレイア唯一の港町だが、実はバロムリスト王国の借地だという
つまり、シェルファニールの北、クレオンレーゼの西か北西にある可能性がありますね
西の沿岸沿いに国が連なることで、将来フィリックス殿下がイシュタール連合を率いて北伐をする際にWWⅠのフランス国境防衛線のようなメリシャントを通らずに行けそうです
イシュタール連合に加入させる方策として、確定のフルセンの海賊行為への対抗策、パウロのシェルファニールは自国のみでなく他国との共同歩調を取ろうとするでしょうから、盟主のイシュタールとしても友好的に接するのではないでしょうか
ユーフォミアがバロムリスト元王族といっても出家して俗世と関わりを断ったということでしょうから、継承権や王族としての籍が無いかも知れませんし、或いはシーザリオンのように政争に敗れた一党なのかも知れません
また、バロムリストは沿岸の国であるか、港を複数持つ国ではないかと思われます
一つしかない港を他国に貸すとは考え難いので
レジスタンスには西方半島の地続きなのはフレイアのみ、と有りましたね…
砂漠からステップ、農地の拡がる温帯の国まで結構距離があると考えられますから、案外砂漠という非生産的な土地でもフレイアは広大であると思われます
或いはステップの国がナウシアカかクロチルダのどちらかかも
単にエクスターの東がステップなのかも知れませんが
② 戦況
エバーグリーン表の戦い(本編より)で大敗したダングラールの指揮するフレイア八千だが、リュシアンは敗色が見えるや早々に退却して温存した旗下の二千で敵の補給線を叩くべく出撃を繰り返していた…と言いたいけど出撃する度、猛反撃を喰らい、撤退三昧(苦笑)
それというのも、エルフィンは戦勝後、国境の城塞エバーグリーンを包囲したからだ
自分の女は見捨てられない、と攻城の妨害策に出たので
後にはダングラールの旗下の五千が残っていて、やはり私が前に書いたように、エルフィンとしては大将首よりも中央突破から背面展開して包囲殲滅を狙うべきではなかったか…すると、リュシアンが主人公のお話しのジェネラルはきつくなり過ぎますか(笑)
マリガンを南(ザウルステール)に派遣して兵力を分散させたと見せ掛け誘い込むエルフィン
罠かも知れない、が敵の別動隊二千を叩くチャンスとクリスティーナとダングラールで挟み撃ちにしようとするが…
やはり陥穽に陥ったようで
リュシアンがルキノを錐に包囲に穴を開け、救出する
エバーグリーンの時とは違い、執拗な追撃が無かったのは、或いはエルフィンの不在の攻城軍をマージョリーが突いたからかも知れない
何とダングラールが負傷し、首都に治療の為に帰還、リュシアンが西部方面軍の司令官に!
そして主だった西部方面軍の女士官が全てリュシアンの女となり、4話から本格的反撃が?!
やはり北から掻き回されて、西から一万強に攻撃されたとしても、そう簡単に動揺するような地力とマドアスの支配体制ではないようですな
首都との連絡は今のところ不安なく、またナチス政権の総統命令のように前線に細々と指示を与えて混乱させるような真似もしないようですね
だからこその亡命元王子のフレイアに波風を立てる為の勧誘だろうし
まあ、亡命元王子としては自分と会談したことを首都に噂として流す事くらいはしそうですが…
それにしても、正当な王位の継承権があるからお前が王の地位を取り戻すべきだ、とかいう説得は、自分の価値観からの物言いで人の心は理解できないようで…
少なくとも3話を読んだ読者でリュシアンの人となりを理解しているならば、もっと別な誘い文句あるだろ、と突っ込むでしょう
調略するにあたりリュシアンの人となりや価値観を調べていればそんな勧誘の仕方はしないよね…孔明や荀文若を名剣や名馬で誘うようなもんだよ…
③ 予想
レイテ登場は当たりましたな!
まあ、そんなに奇抜ではないですか
あとは同じ絵師として、ヴァレリアの親友だというカーラ将軍は顔を見たいですな
クリスティーナ自縄は素直にキルタイムのブログの言葉通りでした…うがち過ぎました
亡命元王子がこんなに早く出て来るとは(別に私は情勢に変化が無ければどうでもいいし)…男なのと絵師が違うので絵は無し
すいません、今宵は此処までに…サッカーが!
日本、勝ってしまうとは…
今迄はリードを後半30分以降キープ出来なかったのでねぇ
オランダ戦引き分けならば…決勝トーナメントに行けるかも
<'10/6/16>
ようやく主人公に指揮権が来て“ジェネラル”というタイトルに偽りはなくなりました(笑)
以外と情勢を見極める勘もあるし、頭が回らないわけでもない…面白いキャラです
ある意味、蒼天航路の劉備のよう?
あれの劉備は人気(じんき)を引き付ける人物でしたが、リュシアンくんは逸物で人心を得てるようですな(笑)
彼の旗下の部隊も連敗に腐ったり士気を失ったりせずに、敗走が上手くなったというのは銀河英雄伝説の同盟とかヤン艦隊か?とか
とは言え、直接戦っても勝てるとは思っていないでしょうから、しつこく相手の補給線を突き続けるのでしょうか…
はじめの一歩のように、ウォーリーくん(エルフィン)に触るところから始めるとか?!(笑)
リュシアンの好きそうなフレーズだと、アルスラーン戦記のギーヴ卿のセリフ、「美女の胸のように柔らかく、甘き唇のように吸い付いて離れず」、でしょうか(笑)
或いは砂漠の気候が味方してくれるかも知れませんね
数日続く砂嵐などは食料はともかく、水の手を絶つ可能性も有りますから
例えば馬一頭あたり、一日に飼い葉/穀物が5kgと水20~60l必要ですから、フルセンの騎兵が2000だったとしても最低でも水だけで40000l、人間も一日最低1l必要ですから、53000lは確保しなければなりません
駱駝を用いていれば、細かい砂が粘膜や目や呼吸器管に入っての病気なども防げるでしょうが…馬は以外と厳しいと思いますね
漢や唐の西域征服・経営も遊牧民を活用しての事だったような気もしますから
リュシアンの女としてのキャラはこれで出揃いましたかね?
レジスタンスでは性別の分からないジュネー将軍とか、或いは無名だったけど才能のあるヒロインが、呉の陸遜のように蜀の姜維のように、颯爽と登場しないですかね…
<'10/6/19>
④ 亡命元王子
ジュノー峠の戦いでは五万、メリシャントでの二重王国との決戦では六万を擁した大ドモスにあって“千”でフレイアに侵攻した
自称「ドモス王国フレイア方面軍司令官」…まあ、確かに言っている事は間違ってはいませんが
一万は出せる、おそらくは砂漠の広大な国土のフレイアをこの軍勢で攻略しろとはロレント“陛下”も思ってはいないのではないだろうか
僅か三千の軍勢でイシュタールを攻略出来るという大軍略家なら別かもですが(笑)
一方、この発言は自分はロレントの部将であり、ドモスの為に働いているという意味もあると思います
独立して割拠するというよりは百日戦争後のドモスの混乱した領域に手を出させない為に撹乱しているのではないだろうか
それ故にゲリラ戦を仕掛け、翻弄するのが目的であり手段かと
仮にオアシス都市やザウルステールなどを占拠したとしても、そこを防衛する為に兵を割かねばならず、最悪包囲されて兵糧攻めにあうのではないかと
また、自分でドモスの将と言っている事ですし、講話交渉の際にイシュタールがドモスに妥協を引き出す口実になる訳ですね
全くイシュタールの条件を突っぱねるなら、イシュタール連合としては席を立ち二重王国との同盟を結ぶ、という態度を見せるだけですし
しかし、亡命元王子が占領云々を抜きにして、フレイア・フルセンに加えてフレイアがザウルステールを伺っているという情報を流し、貸借地である賃料と領土を守る為にバロムリストを参戦させるなら、ドモスの西部を侵させないという戦略目的を達成する、良策だとは思いますが
果して、軍事的思考に偏っている彼が、謀略を思いつくのか…
ドモスに落ちてファルビンが功績を立ててのセルベリア復活の約束をロレントから取り付ければドモスの為に働くのでしょうか
国姓爺合戦の鄭成功とか尼子氏の再興の為に奔走した山中鹿之介みたいに?
ファルビンが亡命元王子と居れば計略や補給が上手く出来そうですが
または新参者としてロレントの下で本国の反乱鎮圧に功を立てる…ゼークト存命時には利発で武芸にも秀でたとありますし、今回の事で思うところあり、自制心も身につけたとすれば…
しかし、ジューザスとヒルクルスに関して言えば、優れた王子と世評とは当てにならないものですなぁ
私は寧ろ、亡命元王子の価値観からは軽蔑するだろうジューザスが同僚となり、ファルビンのお陰で武功も立ててタメ口をきく(彼的には自分は国王でヒルクルスは傍系の王子に過ぎない)のジューザスにイラつく亡命元王子を見たいかも(笑)
ジューザスとヒルクルスのかけ合いって笑えそうで
<'10/6/26>
ワルシャワ機構…亡命元王子の婿入り…
凄過ぎて言葉もありません
第1にワルシャワ機構に組み込んだ国々はほぼソ連が“解放”したんですが
そして緩衝国戦略として衛星国を建国し組み込みましたが、これ迄のロレントの大陸統一戦略から見て国は無くしドモスの一地方と扱ってましたが
仮に亡命元王子がこの戦略を立てたとしてロレントに一言もなく実行したところで反故にされる可能性大でしょう(それに乗って協力した国こそいい面の皮になるかと)
第2に、ジェネラル時点で百日戦争の結果が出ておりドモスと組む事が必ずしも生き残る一つの道ではないというのが大陸の認識でしょう
ましてや反乱や蜂起が続き対応に逐われているドモスと組むのにどういうバロムリストの利益があるのだろうか
軍事力としては元亡命王子には千しかないのに
私はイシュタール連合に入る国へは相互利益を提案してきていますし、一方的に隣国が盟主に奉仕する・奉仕を期待される、とは言っておりませんし
蘇秦・張儀のような策と弁舌をもってバロムリストの宰相となって国を動かすならともかく、亡命元王子にはそんな才能は…
第3に事ある毎に主張しているイシュタールの継承権、ですが、それを実権を握り行使する為にはイシュタール連合を撃破し現政権を追い出さねばならず(亡命元王子の年齢描写からキャッスルから数年経っていそうで、クーデターの痛手から軍も回復しているでしょう)、そこ迄の汗と血と金を出してまで亡命元王子に肩入れする理由がバロムリスト王家にはあるとは思えないのですが
覇気があり軍事行動でクレオンレーゼやシェルファニールに出兵したとして連合に対する対策なければエクスターのホーパードのように益無く追い払われるだけかと
<’10/6/30>
百日戦争から10年後のウェディング期に於いても、ドモスは周辺国の侵攻と内乱・蜂起に苦しめられているのは明白で、それはヴィーヴル衆の、見棄てられるのではないか、という心理描写からも伺える
明らかな事実として、
一、旧メリシャントは二重王国との主戦場であり、常に大兵力を常駐させて置かねばならない事
二、ロレントとその近衛軍は、攻略目標・或いは優先的な戦域に駆けつけ、遊軍としてドモスの戦線を維持している
三、地方の防衛は、旧王国の軍が担っている また、ドモス・クラナリア?とは違い、ドモス王国人という意識は薄い
四、新ネフティスの樹立を許した事から、百日戦争以前のドモスの領域全域に睨みは効かせる事は出来なかった
以上の事から類推するに、新たな勢力拡大、バロムリストやフレイア方面にドモスが新たに影響力を伸ばしたとは考え難い
また、バロムリストやシェルファニールが防ぎたいと思っている、フルセンの海賊行為を牽制・排除するには海軍こそが必要なのであり、腐っても大国ではあるが陸軍国との同盟はどれだけ海賊行為への抑止力になるだろう?
内乱と周辺国との抗争に戦費が必要なドモスに無心されて、肝心の海上交通の安全は改善されないのでは?
更に、バロムリストやシェルファニールが本気でドモスの庇護に入ろうと考えたならば、正規の外交ルートを使うのが本道で、仲介者が入ったならば、自国の意志や要望が、上手く伝わらない懸念もあるだろう
上記の理由から、バロムリスト・フレイア方面のドモスの勢力拡張と同盟の可能性について、低いと私は結論付けました
2. フルセン
考察の大前提として、レジスタンスの最後の文句、ドモスに敢然と立ち向かう列強の一角にはなるが、大国を相手に大陸に地盤を築き上げるには至らず、海へ出て大陸西岸を荒らし回る、という確定の歴史があることです
フルセンのフレイア侵攻成果が如何なるものかはこの海への進出までの期間がどれくらいのスパンかによるとは思うのですが、第三話にてようやく主人公リュシアンの活躍の下地が出来たようですし、物語の主人公が敗退して不幸な結末というのも考え難いですからね…
国民を飢えさせない為の略奪の出征であるなら、失敗してからの方針転換もそれ程猶予は無いんじゃないかと
① フレイア侵攻
地図を見ると西方半島から出るにはフレイアが一番近いのですが…黄金竜~上巻ではP118のロレントの政略思考で、北陸平定にはターラキア山脈を越える必要が有り二・三国そこにはあるようで、それが西方半島の国にも思えるのですが…
地図だとシュルビーから西方半島へはターラキア山脈でも分厚い部分になってますな…
ところで、黄金竜によるとドモスからクラナリアに出るにはシュルビーを通るようですが、西寄りにあるのでドモスから直接クラナリアに行けるようにも取れますね…
もとい、隣国フレイアが砂漠の国ではなく、普通に農地が広がる国だったならば、共和制ローマ時代にガリア民族が移動したように、或いは帝政ローマ末期のゲルマン民族の大移動のように、土地を捨て老若男女こぞって移住、という手もあるんでしょうが…
侵攻した一万三千は輜重隊も含めて、という事なので、精鋭のみでの侵攻なのでしょう
が、今のところエルフィンは、フレイアから略奪したいのか、征服したいのかどちらを目標にしているのか考えてしまいます
両天秤なのかも知れませんが、戦術的勝利を積み重ねたとしても、戦略的勝利に繋がるとは限りませんし、拠点を占領するよりも略奪を行動の中心にしてこれを阻害しようとする軍勢を叩く方が良いような気がしますね
<'10/6/17>
フレイアはオアシスや商人の元締めのようなものだ、との言葉から、オアシスを略奪してそれを征するために出征してきたフレイア軍を撃破し、それを繰り返してフレイア王家は我々を守ってはくれないんだ、と思わせるのに成功すれば、開城してくれるオアシスも出て来ると思うのですよ
まあ、ハンニバルの共和制ローマへのイタリア侵攻の戦略構想の根幹だった訳ですが、ローマ連合の結束は固く、結果的にはハンニバルは戦略を誤っていた訳ですが
これは一万近くの軍勢が居れば威圧になり(攻城戦を仕掛けられて陥とされる可能性があります)、開城を促すことになるでしょうし、僅か千の亡命元王子には取り得ない戦略でしょう
リュシアンが主人公なので彼が勝ってのハーレムのラストらしくなりますから、フルセンの勝利は薄いと思いますが、しかしそれだとエルフィンは戦争(戦術を立て勝つ)は上手いかも知れませんが、戦争を企画し戦略を立てるのは苦手、という事に…
<'10/6/20>
エルフィンの次の手としてエバーグリーン攻略を諦めザウルステールを攻略する…確かにエルフィンが焦ってリスクの高い誘導作戦を仕向けている、というのはリュシアンの主観ですが…
前提としてフルセンの補給計画はターラキア山脈越えの陸路を中心としている筈で、それはレジスタンスで焼かれたヒューリアスの代わりにターラキア山脈に近い都市に首都を遷す、というエルフィンのセリフからも伺えます
また、リュシアンの補給路を叩く作戦がイマイチな効果なのは、フルセンが用心していることとターラキア山脈より近く補給路を防衛し易いからでしょう
これが、ザウルステールに向かえば補給路が長くなりこれを叩くのは容易になります
更にバロムリストが自国の権益と領土を守る為に参戦すれば、沿岸国であることから、海軍を出動して海上補給路も封鎖可能でしょう
フルセンに海軍があるかも知れませんが、前王のジューザスが力を入れて維持していたとは考え難いですし、当初の計画には海上補給を考えていないっぽいです
であるならば、フルセン海軍がバロムリスト海軍には勝てない可能性は高いでしょう
更に辛辣な戦略を採るならば、箱根竹之下の戦いで勝利した足利方が、勢いに乗って京を占領したが、かえって京への道を塞がれ兵糧攻めにあったように、ザウルステールに入らせて後フレイアとバロムリストで地上側に包囲柵と陣地で囲み、海軍出海上封鎖をすれば袋の鼠でしょう
封鎖をしっかり実行すれば、然程時を待たずして干からびるしかない筈…
半島に篭ったままでは雪隠詰めになる、と出て行った挙句雪隠詰めになるなら、皮肉というか
ザウルステール攻略は素晴らしい一手ですね!
リュシアンの勝利も近い?
…パラディンが五章構成だったので、あと二話くらい、なのでしょうか…
<'10/6/18>
② 西方半島の地力
レジスタンスの記述を参考にする訳ですが、搾取の継続に疲弊したセルベリア
しかし、冒頭のサイアリーズの三十万の一揆の鎮圧に三万を派兵していたことから、国境やフルセンの抑えで動かせない兵を含めると、四万弱を動員可能かも
これは旧クラナリアに匹敵するか上回る可能性があり、先王ゼークトから上手く国力を高めていれば“眠れる獅子”と呼ばれたかも知れません
それでも地政学上の不利はついて回るでしょう、険しい山脈を越えた先が砂漠の国、というのは
たとえ地下に魔法の触媒となる莫大な利益を齎す化石を有している土地とはいえ、フレイアに侵攻しての砂漠での戦い方はかなり西方半島内とは異なる訳ですし
また、サイアリーズの一揆が三十万という事を考えると西方半島の人口は百万を越えている可能性があります
サイアリーズ・セルベリア・フルセンが統一される前は同じような国力とすれば、或いは人口は二百万を越えているかも
しかし、現実は悪政により飢えたり仕事の無い民であり、エルフィンも略奪して何とかしよう、という程に逼迫しているのだと思います
私はどうしても、国内に苛政や搾取による不満や厳しい厳罰による締め付けはそれを維持出来る高い政治能力の為政者が続かない限り崩壊する、と思ってしまうので(ex.二世皇帝の秦や煬帝の隋)、エルフィンは3年、いや5~6年我慢して内政に力を入れれば…と思ってしまうのですよね
仮にドモスがフレイアを征して侵攻する気配を見せたとしても、この有数の人口を富ました国力でターラキア山脈の険を利用して防衛すれば、そう容易く抜かれるとは思えないので…
まあ、その代わりに世の趨勢からは隔絶してしまうかもですが
レジスタンスで地続きなのはフレイアのみ、とありますが地図ではシュルビーヘ抜けれそうで、もしそうであるならば二重王国の対ドモス政策として、海上からドモス侵攻の対価(種籾や農具、耕牛:西方半島が耕作に牛を使うかは不明ですが、豚とか比較的増えやすかったような、塩:生活必需品としてだけでなく、現代でも経済が崩壊した地域では金と共に現金の代わりに取引媒体として使用されたりします)等を送って、ターラキア山脈を越えてドモスを突いて貰うようセリューンが要請するのも有りなんじゃないかと…
まあ、エルフィンが狡っ辛く受け取るだけ受け取る可能性もありますが(笑)
が、こういった事があれば、エルフィンが目を海に向けるきっかけになるんじゃ?とも思うのですよ
ちょっと辛いことを指摘すると地上戦での戦術家としては素晴らしい彼ですが、海上の戦いで同レベルの力を発揮出来るかは…
正規軍との艦隊戦は流石に海の提督(将軍)に一日の長が有る気がします
もっとも、略奪が目的なので、ゲリラ戦に徹するのだと思いますが
二重王国としても自国の対ドモス戦略の一環には加え難い国ですな…
フレイアやバロムリストやシェルファニール(おそらくはイシュタールも)にとっては将来敵確定なんですがね(笑)
<'10/6/24>
③ 朱雀神殿
エルフィンにはあまり関係ないかもですが
セルベリアの武将時代に、圧制に見兼ねた民衆を支援するべく、一揆には朱雀神殿も参加したようです
西方半島には朱雀神殿の影響もあるということで
しかし、その反乱鎮圧の作戦参謀を務めたエルフィンは敵視されているでしょう
謝罪や和解の為の寄進は、ヒューリアス炎上で分配するものがエルフィンの手元に無いですしね
特に和解を試みた記述は無いですし、これからやる海賊行為で、朱雀神殿は財貨を蓄えた良き獲物、でしょうしねぇ
メジャーリーガー氏はもう、ワールドカップで優勝したように…メジャーだからワールドシリーズか…狂喜乱舞でしょうなぁ(ニヤニヤ)
デスティニーが出てからというもの、会話(コメント)が欲しいのか書きまくるのが、酸素を欲してパクパクするお魚や、おきら…の板でやっていたように“複数の名”で会話してるようにしたりするのが、地獄鍋の泥鰌のようで・゜・(ノД`)・゜・
ま、彼はウチのブログは見ない、と高らかに宣言していますから、イシュタールの移民とかinfermalの意味とか自分で考えたのでしょうなぁ…(笑)
第3話を読んでの彼の御仁が如何動くか見物というか…当然この文章は読んでいない筈なので予想通りの活躍をするか(笑)
…やはり希望を見出だしたようで…(笑)