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ハーレムサーヴァント (二次元ドリーム文庫 220)
ハーレムサーヴァント (二次元ドリーム文庫 220) (2012/04/12) 竹内けん 商品詳細を見る |
ネタバレ注意!!
<'12/4/10>
舞台はヴィーヴル、というのは分かっていたわけですが、今回のヒロイン、オフィーリアは国の南東の高原地帯の領主で、バタフライ家だという
何とヴィーヴルの名門で、王家にも血が連なっており、"あの"クラミシュとは従姉妹だという
で、時代もウェディングの前後で、バタフライ家から見た二重王国の侵攻、という形になってますね
一応国内でもそれ程の勢力ではないが、ドモスに降った王家よりバタフライ家を担いでの自立、という動きも考えられたそうだ…
で、オフィーリアに決まる前に3人の息子たちは相争い、陰謀の中共倒れして彼女が継いだのだという
口さがない世間の口から、最終的に勝ち残った彼女を黒幕ではないかと邪推?し、『毒蛾の妖女』という二つ名で影口に上る…
主人公のセドリックは父の代にバタフライ家に仕えた騎士だったが、亡くなってしまい、彼は剣の修行の旅に出たのだという
その折に、天地神冥流という流派のクレイモアを師(とはいえセドリックの祖父)として、一緒に大陸を回っていた。
その時にオルシーニの王都エレオノーラに立ち寄った時、ダルニケス将軍の娘のシャーリーと会って知己になっていたし、兄弟弟子でもある
因みにシャーリーは、二重王国の使者として、バタフライ家に次のヴィーヴル侵攻時に二重王国への内応・参戦の交渉に来たのだ
で、小領主であるオフィーリアはドモス・ヴィーブル総督家にも二重王国へもいい顔をするべく振る舞う
ウェデイングでも直情一直線的な性格のクラミシュは領地から出て王城で一緒に籠城するように言うし、シャーリーは二重王国の軍勢が来たら参戦するように口説いて来る…大勢力に挟まれた小領主の悲哀ですね
まあ、うまく立ち回ろうとする姿が、みんなに分かり易く言うなら、真田家を見てるようですな
個人的には、長篠の合戦の地域の領主、山家(やまが)三方衆のような…長篠城に籠城させられた奥平家とか…
信玄が危篤になった時に攻めていた野田城とか、田峰城はあまりぱっとはしませんが…
なので、苦心して両方に顔が立つようにしてるオフィーリアで、本人はケロッとやってますが、悲哀を感じてしょうがないですね(苦笑)
頑張って生き残って欲しいし、出来れば努力が実って自立出来たら、ホントのハッピーエンドかなぁ、と
執事のターニャはホント家の者、郎党という感じですね
エッチは、素直でないお嬢さんは、セドリックをオナニー器具扱いで、そこが笑ってしまいましたね
心情的には違うのでしょうが、セドリックとは結婚はしないみたいだし(自分の政略結婚を利用しない手はないですし)、逆に二重王国に伝手を作るため、ダルニケスの娘であるシャーリーに孕んでもらおうと画策したりとかw
クラミシュとはレズ関係でもあったようだし(同い年)、神保先生の絵もイイです
クレイモア先生とか、オフィーリアの少し歪んだ性格とか、ちょっと八木先生の『CRAYMORE』と関係あるのかな、と思ってしまいましたなw
<'12/4/12>
先生のサイトで発表されましたが…
メガミクライシスで、『ハーレムウェディング』コミカライズ化!
神保玉蘭先生の作画ですよ! 原画師の方なのでより原作に近いテイストかもですね
…小説と挿絵だけのデータなので気づきませんでしたorz
しかし、キャッスルのようにエロパロにするのでしょうか?
もしくは原作のように、漫画でストーリーをなぞる形で進めるのでしょうか…
その場合、ツヴァイクとかシャドウキャラ出るのかのう…
後発で、ドモスという事で関連キャラ沢山出せますが…ジェネシスや、その気になればスチューデントのキャラでさえも…
やっぱりドモスで売りたいのかな…
キャッスル関係は来年とかなぁ…
しかし、最近の傾向として、新規の状況を開拓するより、前の作品の視点を変えた作品、が多く、シスター・カリバーン奪回・ジェネシスの時代(ジェネシス・ウエディング・スチューデント・サーヴァント)…
ジェネシスの時代、キャッスルより10数年後?とかが多いですね
ロイヤルガードみたく、イシュタール周辺も見てみたいとは思うのですがね…
次がどうなのかは分かりませんが…
今回はドモスの勢力下の小領主が知恵を絞って生き残る様でしたが、クロチルダの反抗勢力とか、ミミとか、或いはレイリアなんかを描いて欲しいなぁ…
それには、今回みたいな展開がキーだと思うのですよね
つまり"ハーレム"なんで男性が主人公だけど、お話しの中心はメインヒロイン、という形
やっぱり、ドモス嫌いなんで、ドモスがブイブイ言わしてる話しより、強大な覇権国家を倒そう(STAR WARSのep4~6もだから面白いと思う)、って方が楽しいし、あまり政略や政治の効率性の見受けられない国が頑張れるのもおかしな話だし…まあ、ロレント後に不安有りまくりですがね…
あと、神保先生キャラでは(もう亡命元王子の手垢が付いたシスター系は萎えな萎えなんで除外)、ドリーリア(褐色肌美人!)・ティファーヌ(淫靡で性に開放的な母)・シャーリー(性格はともかく、容姿は金髪美人騎士でいい!)が好きなキャラですかね
最近赤毛キャラへの見方がハイスクールD&Dのリアスで向上したのでルキアナもヤンデレ度がもっと痛ければかなり好きになれますが…w 例えば、『未来日記』の由乃さんw・Vガンダムのカテジナさんとか級のww
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蛇足ですが…
16~17世紀の話の事ですね
因みに彼は“全体主義”という学派で、地中海を地理的要因から人口分布・推移など様々な要素から見てる学派です
戦力を集中させて敵の主力を撃破するというのは、孫子でも、古代ローマ軍でも良策・基本戦略になっていますので、正解なんですけどね…
ロレントを歴史的にも名将のハンニバルやナポレオンに比するのは正直気が進みませんが、主力という意味でポエニ戦争時のカンネ以降のローマ軍の戦略とか、ロシア遠征時のロシア軍の対応のように、敢えて主力とは戦わず、疲弊を待つ、というのも立派な戦略なのですから。
オレンジ革命やジャスミン革命は民衆の圧制に対する抵抗が現実に表れた形で興味深いです
ドモス統治下の土地だと、どちらかというとソ連崩壊後の東側各地の民族自決・独立の動きですかね
アフリカでもそうですが、民族自決は抵抗運動の大きな要因ですからね
大陸の大きさが日本くらいという事で、世界史の事理よりも戦国時代をモデルにしている気がします
なので、国、といっても日本の旧国名の地域って感じに思えています
忍者は地道な、地元住民に紛れて暮らし、情報を送る“草”が重要な気がするのですが…
ありがとうございます
ドモスはクライシスからジェネシスから人海戦術で国を滅ぼしてますからね。クライシスの時代ではインフェルミナは危機感がなかったけど、インフェルミナ崩壊後は周辺国はドモスにおびえた。
ハーレム世界の場合通信は精々手紙だと思います、だって将軍クラスでも魔法宝珠を使った通信はなかったから。
現在みたいにインターネットはおろか電話もない世界だと情報が独り歩きし、不安になる。そこを二重王国の忍者がドモスはインフェルミナを取り戻された、副将軍クブダイは戦死したと情報を流せばさらに混乱する。
もちろん噂話ではなく、忍者が直接王族に教えればその情報は真偽はともかく価値はある。いままでドモスを恐れていた国も反乱に乗じる。
ジャスミン革命も一人の若者の死がネットで広まり、デモがアラブ諸侯に飛び火したような感じでしょうか。
自分なりにジャスミン革命から反ドモスが活性化したのを考えてみました。情報戦は重要だということですね。では。
まあ、大体はこんな感じで…
は述べたかと思います
この編成だと、二重王国とヴァスラが拮抗していて、なおかつオルシーニとサブリナで4千のうちの半々って事は、ヴァスラは裏切らない、という事が前提の編成とも取れます
また、ジークリンデを主将にしたことから、やはり二重王国は盟主なんですね
ドモスがロレントの直営軍を中心に起動させて戦略目標を撃破する、というやり方は『ウェディング』の年にやり始めたのではなく、それ以前からある戦術だと思われるので、セリューンもこのドモス本国軍を疲弊させる戦略ではないかと。
十数年前に1万がやっとだったドモス本国軍(クラナリア攻略時)が僅か一世代も経ないうちに倍以上になる、というのも変な話ですし、ずっと戦争をしていれば損耗も出ている訳ですしね
じわじわと出血を強いつつ、政治的な効果のある戦争も一つの手だと思うのですよ
インフェルミナ解放が、ドモス国内の反乱多数勃発の引き金になったように、クラナリアなどの中心域に兵を進めれば、形勢が二重王国に有利、と見る勢力が出たり、防衛・撃退の為に直営軍が向かえば他の戦線の攻勢が激しいのに抗するのが難しくなったりしますから。
ジャスミン革命でリビアのデモが、内戦になって、地方都市が反政府勢力の手に堕ちた、という方はデモを更に反政府抗戦へと参加するのを誘発したような感じで。
質問があります
実は聞きたいことがあります。実は二重王国がヴィーブルに攻めるときヴァスラは4千なのに、二重王国はサブリナ・オルシーニが二千ずつです。あとディヴァンが一千。
まあ二重王国はドモスを攻めるより、ばらばらに攻めてドモス軍を一ヵ所に集めないのが戦略だと思いますが。強大な力も拡散すれば威力が弱まります。自国の兵士を出すより、他国の兵士を出したほうが安上がり化と。一応二重王国という後ろ盾があるから義務を果たせみたいな。
私は戦記物は詳しくないので素人考えですが、どうでしょうか。
今回は…
小勢力だから仕方ないですが…
真田と書きましたが、武田家滅亡後の徳川との攻防は見モノですよね
でも、小大名として今川と織田の間で苦労した家康ですが、やられた事をやり返してるのも好きじゃない理由の一つです
まあ、関ケ原以降もそういうやり方ですしね~
ヴィーヴルが舞台ですね
ヴィーヴルが舞台ですが、オフィーリアの身の上話が興味深いです。ドモスには協力しろ、二重王国にも協力しろと大変そうですね。
セドリックの祖父クレイモアはなんとなく私も八木先生を思い出しました。私はエンジェル伝説のほうが好きですが。竹内先生は北野のような主人公でハーレムを作る気はないのでしょうか。あるはずないか。
あとは本が届いたら自分のブログで書くことにします。まだ届くことはないですが。